あるじのいない夢を探すみなさん、おはようございます。

ついに日曜日到来です。今日一日、日曜日さんをよろしくお願いいたします。
突然ですが、みなさんは温泉お好きですか?
ざべすは大好きです。平素はお風呂、どちらかというとしぶしぶ入って、やれやれと言いながら上がる感じなのですけど、お風呂に人を入れることに特化した温泉では元気いっぱい出たり入ったりします。
この夏うかがったのは海辺の温泉街、温泉津温泉です!


到着したときはもう夕方だったので、お散歩もそこそこに、


お宿でお風呂につかりました。そのお風呂があっつあっつで、ざべすたちはあっという間にぽっかぽっかになりました。

ざべすたちはインターネットで「旅館のゆかた 着方」で検索して、着崩れないように上手に着ました。晩ごはんは豪華にお部屋でいただくシステムで、旅館の方がひとしなひとしな丁寧に給仕してくださったので、浴衣を上手に着ることができてよかったなあと思いました。



おさしみがとろっとしておいしくて、ざべすたちは興奮しました。さらにびっくりしたのは、奉書という和紙で包んで蒸し焼きにした、奉書焼きという名物料理です。

夢中になりました。わっしわっしと食べました。「おいしい」という言葉以外、出てきませんでした。
その後も続々と見事な料理は続き、


いよいよ鯛茶漬けです!

世の中にはこんなにおいしいものがあるのですねえ。ざべすたちはまた「おいしい」しか言わなくなり、おひつのごはんをきれいに平らげたのです。


おいしかったあ。ざべす感激。
しかし、夜はこれからなのです。

なぜかというと、この夜、コインランドリーに行ってお洗濯をしないと、次の日からざべすたちの着るものがなくなってしまう、そんな夜だったからです。ほんとうはおいしいごはんをいただいたら、もういっかいお風呂に入ってゆっくりしたかったのですけど、背に腹は代えられません。いざ、夜の温泉津におでかけです!

すてきです〜。海辺の、まっくらなところに、お宿からふわふわと明かりがもれて、ふしぎな感じがしました。
そして、コインランドリーはカフェが併設で、ざべすたちはすでにデザートまで食べていたにもかかわらず、デザートの追加をして、お洗濯がおわるのをゆっくり待ったのです。





お洗濯が終わると、ざべすたちはほんとうにほっとしました。これで大丈夫。心配ごとがなくなりました。そして、汗だくでした。だからひとっぷろ浴びて、また体の奥の方からぽっかぽかになって、ゲームをしたりおしゃべりをしたりする余裕もなく全員バターンとおふとんに倒れて気づいたら朝でした。


向かって右の不思議なお椀は、温泉津名物「のりじる」です。のりのお吸い物。これがすっごくおいしくて、ざべすは朝から興奮しました。ごはんもひものもおいしくて、夢のようでした。でも全部残さず食べたので現実です。ざべすの細胞をつくったのです。
温泉津の「のがわや」さんはお湯がよく、お料理自慢で、すてきなお宿でした。

このとき、のがわやさんのご主人が雨子に「そのスニーカー、はきやすいですか?」「さわっていいですか?」と聞いてスニーカーのかかとにさわり、雨子が「履きやすく、ホールド感があり、歩きやすいです!」と答えたところ、「私、買います……!」と決心なさっていたのが、思い出に残っています。その後、お買い求めでしょうか。
お宿を出たあとむかったのは「薬師湯」さんです。せっかくの温泉津ですから、もうひとっぷろ浴びようという算段です。

のがわやさんのお風呂も源泉かけながしで、熱いお湯でしたが、ここはさらに源泉脇。しびれるようなお湯だとうかがってきました。薬師湯の方は1 分程度であっつあつになるはずだから、無理せず出たり入ったりして、お水も飲んで、のぼせないように気をつけて、とおっしゃっていました。ざべすたちは言われた通り、出たり入ったりしました。そして、もう、我と我らの身体にぬるい場所が一切ないと断言できるほどに、心の臓、五臓六腑の奥の方まであっちあっちになってお湯から上がりました。

さすがに逃げ場のないほどぽかぽかで全身から汗がぶしゃーーーーーっと出るありさまでしたので、しばし涼ませてもらいました。涼……

屋上に行ったら涼しいかも。

眺めは最高。でも、

そんなわけで、併設のカフェが開くやいなや、入場しました。


いただいたのは奉行飯というものです。


せっかく温泉津温泉に来たのだからと、朝からお風呂に入り、名物ののりをたっぷりつかったあっつあっつの料理をいただき、そのすべてがすばらしく、なにひとつ間違っていないのに、このときざべすたちはとにかく「あつい」としか考えられませんでした。そういえば、夕べ、のがわやさんの方が「今度はぜひ冬におこしください」とおっしゃってました。8 月の島根、海沿いの町は暑いです。そこで温泉に入り、熱いお出しで熱いごはんを食べ、あついにあついをかさねて、100 % あつい状態になりました。
そんな、「なにかまちがっていやしませんか……」というところに舞い降りた、この日初めての冷たいもの……!

ひえひえに氷ったバラ、氷のバラを全員「きゃー!」と叫びながらいただきました。おいしかったあ。すっごく、すっごく、うれしかったあ。
ふと見ると、「原爆障害者検査所」の立て札が。大正初期に建てられたこの建物は、いろんな、たいへんなことを見てきたのですねえ。

ざべすたちは、かわいらしいピンクの氷でつかの間の夢を見たあと、ホットな体をかかえ、温泉津の町をあとにすることにしました。電車の時間が近づいています。


駅に向かう途中、酒蔵を見つけました。

売店が開いています。行ってみましょう。


中で、なにかお土産を買おうとあれこれ見ていたら、お店の方に「お風呂入ってきたでしょう!」と言われました。どうしてわかったのでしょう。そして「その熱、なかなか冷めないよ!」と笑われました。

なんだかさみしい……と、ここで雨子が「あっ!!」とあるものを発見しました。朝起きてからこの日ここにくるまでで一番涼しい場所、それはゆうちょ銀行……!

涼しかった〜。
ああ、でも、今振り返っても、温泉津、すてきでした。「長逗留してみたい」と思うようなところです。海と潮風とあっついお風呂と不思議な夜景。


旅行中にふさわしく、どっちが前でどっちが後ろかここでわからなくなりました。
ばいばい、温泉津。
また来るからね。

振り返り、じっくり思い出しているうちに、なんだか体が熱くなってきました。そういえば、温泉は熱いだけじゃありませんでした。雨子とざべすはお肌が弱いので、夏はすぐ「かゆかゆ」になってしまうのです。かゆいのはしんどいです。でも温泉津のお風呂に入った日は全然、どこもかゆくありませんでした。いいお湯なのですね。
おわり。
さて、今日はなんと、雨子も雨夫も「しごと」なのですって。なんということでしょう。それじゃざべすがお昼ごはんにラーメンをこしらえようかな。うーん。でも失敗したら悲しいから、やっぱり雨子にお願いすると思います。

みなさんは今日、どうなさるの?
雨子と雨夫みたいにお休みじゃない方は、きっと近いうちにお休みしてくださいね。
ではまた来週、お目にかかります。
♨︎ ちぇりおですわ 🌝