自分以外にあるじをもたないみなさま、おはようございます!

日曜日さんが今週も約束どおりきてくれました。今日一日、よろしくお願いします。
それでは先週に引き続き、長野旅行のご報告です。
〜前回までのあらすじ〜
長野市で善光寺に行ったり善光寺そばの酒蔵に行ったりして遊んだざべす一行はビジネスホテルですやすや眠りました。
朝になりました。

ざべすたちはめざめると、お風呂に入ったり、昨日買っておいたマカロンやショートケーキを食べたりしてエネルギーをためこみました。


そしてお部屋にばいばいと告げ、建物にばいばいと告げ、道路にばいばいと手を振りました。

そして、憧れの長野名物、駅そばを食べたのです。

この日は JR ではなく、長野電鉄に乗りました。

目指すは小布施です。小布施は酒蔵がたくさんあって、栗が名物で、葛飾北斎が晩年を過ごしたところです。


ねこちゃんいました。

のんびりとした道を歩いて十分ほどで、酒蔵、松葉屋本店に着きました。

このとき、まだ朝 9 時くらいでしたが、ざべすたちはさっそく試飲を申し込みました。お店の方はざべすたちのように朝っぱらから「すこし飲んでみたい」という人に慣れている様子で、さらりさらりとカウンターの上にお酒を並べてくださるのでした。

これをざべすたちは自分で専用の器に注ぎ、ひとくちひとくち味わいながら「あれがいい」「これがいい」といただきました。おいしかったあ。

さて、次のお目当てまでは少し、時間がかかります。20 分くらい歩くようです。暑い日でしたので、ソフトクリームをいただいてから行くことにしました。小布施名物の栗をふんだんにつかった、栗入りソフトクリームです。

おいしいね、おいしいねと言いながらぺろりと食べて喉をうるおして、元気いっぱい歩きました。果樹園がひろがっていて、こっちでは栗、こっちでは葡萄、林檎、また栗、栗……と木が生い茂っているところを見ながら歩いていたら、思ったよりはやく到着しました。

果樹園の中にある小さなワイナリーですが、評判のワイナリーです。

こちらは、中もとってもすてきなのですが、撮影禁止なのです。ひみつのワイナリーです。中に行くと、さらにその奥のひみつの小部屋に通されて、そこでいろんなワインをたくさんいただきました。全体的にすっごくいいにおいしました。グラスをお鼻のところにあてるとふわっといいにおいがして、ずっとこうしていたいと思いました。
酔っ払いましたので、おとなしくタクシーを呼んでもらいました。タクシーの運転手さんは「たくさん召し上がりましたか?」とざべすに尋ねました。ざべすは「いっぱいいただきました!」と元気に答えました。
タクシーによって、小布施の中心部につれてきてもらったざべすたちは、とりあえず、おそばをひとくち食べました。試食用のおそばです。これがすっごくかみ応えがあって、うまみの強いおそばでした。


おやきも食べました。


お腹をしっかりあたためて、次にうかがったのは桝一市村酒造場です。

ここでもずらりと並んだお酒をちょっとずついただきました。


おいしかったあ。
ところで、この日は大変にお天気のよい日で、あっつあつでした。外気もあっつあつ。そこにお酒をちょっとずつとはいえ飲み続けたので体内もあっつあつになり、「これはかき氷を食べないことには前にも後ろにも行けない」と考え、デザート代わりにかき氷をいただきました。

みんなで、「ふおおおおお」「うおおおおおん」と言いながらかき氷を掘り進めました。喉がからからだったのもあって、経験したことのないおいしさ、と思いました。


小布施の街はうつくしい町並みを維持するために、時間をかけてきれいに整えられているところはもちろんすばらしいのですが、敷地内をお客さんがひょいっと通り抜けできるようになっていて、それが歩きやすいし楽しいし、おもしろいことだなあと思いました。どこから入ってどこへ抜けてもいいのです。


葛飾北斎さんの門人であった髙井鴻山さんという方がかつてこの地にいらして、お住まいなどが残っているそうなので、行ってみました。

おうちに上がってみました。





二階から敷地が一望……一望できません。ひろくておおきくて、豪華です。


美術館になっている建物も敷地内にあって、貴重な書画がたくさんありました。なかには葛飾応為さんの描いたお花の絵もあって、応為さん、ここにいて、生きていたんだなあと思いました。

駅にもどる途中、神社がありました。神社の境内には大きな木がありました。

境内の一画が公園になっていて、お子様達の好きそうな遊具がたくさん置いてありました。

なんとよいところなのでしょう。そろそろさよならの時間です。

さて、では参りましょう。


ここから信州中野に移動です。

残念ながら、ここからしばらく写真がありません。実は今回の旅はここからが本番です。信州中野にある「アートミュージアムまど」というギャラリーで、菊池契月展があり、ざべすたちはそもそもそれに行ったのです。菊池契月はこの中野市出身の日本画家で、今年、没後 70 年。中野市のコレクターが集めた桂月が公開されています。しかし灼熱、炎天下で朝からお酒を少しずつとはいえ飲み続けた当然の結果とはいえ、雨子がここで突然エネルギー切れ。無言でひたすら足を動かすだけのひとになってしまい、そのために、写真が全然ないのです。

ギャラリーはとても小さな、「町の美術館」という感じなのですが、コレクションはたいへんなもので、それらがガラスケース内ではなく、直に目に触れられる状態で展示されており、ざべすたちはとっても驚きました。雨子も絵を見ている間にだんだん元気になり、いつも通り「ふおおおおおお」と言っていました。
いまにも動き出しそうな線がきれいで、絵のなかから出てきてくれないかなと思うほどです。
そしてなんとこのギャラリー、来場者にはコーヒーとお菓子がふるまわれるのです。おいしかったあ。
それで気を良くした雨子は急速に元気になり、長野駅で「信州中野⇔長野」の紙の特急券をもらって帰ろうとして夢かなわず回収されていました。
帰りの新幹線までの間に、すこしでも長野を堪能しようと、喫茶店に行きました。


それから駅にもどり、発酵バー「醸」を再訪。でも雨子は「もうお酒は無理」と言ってレモネードを、さすがの雨夫も日本酒ではなくシードルを飲んでいました。ざべすたちはワインを飲んだので、すこしお酒の肴になるようものもほしいと言ったら、「おたぐり」という珍味を注文してくれました。馬のもつ煮込みです。


右側の写真手前がそのおたぐりです。ざべすと雨子はおいしい、おいしいと言って食べましたが、雨夫は「これはちょっと……」と言っていました。パワフルすぎたでしょうか。
一泊二日のコンパクトな旅行でしたが、こうして行きたいところに行って、飲みたいものを飲んで、食べたいものを食べて、おなかいっぱい、大満足でした。


新幹線さんのお導きにより、あっという間に城にもどって、ほっとしてすやすや眠って、翌朝はお土産の牛乳パンを食べました。

長野は牛乳パンが名物で、あちこちにいろんな牛乳パンがあります。今回入手したのは松本のアガタベーカリーさんのかろやかな牛乳パンです。今回、松本には行っていないのですけど、松本の香りも味わえておとくな旅となりました。
長野県はどこに行っても楽しい、すてきなところです。去年は軽井沢に行きました。次の長野旅行はどこかなあ。
みなさんは、特別に好きな旅行先ってありますか?
ざべすは旅行ならどこでも好きですけれど、ビジネスホテルに泊まるのが好きです。小さくきゅっとまとまっているところが便利だからです。
では、今日も暑そうなので、みなさんお体だいいちでお願いしますね。
また来週お目にかかります。
🗻 ちぇりおですわ 🍷