日々、支配のしくみに跳び蹴りをくらわせるみなさま、おはようございます!

おひさしぶりです。
おひさしぶりの日曜日到来です。
ここに、日曜日到来を祝しまして、ざべすがいっとうきれいだと思ったお花の写真を公開します。

先日ざべすは、このような催し物に行ってきました。

天理大学というのは、とにかくたくさん資料をもっているところで、そこにしかない資料がたくさんあるのだそうです。
この日は『坊っちゃん』ほか自筆原稿が公開されるということで、見に行ってみました。
夏目漱石さん、正岡子規さん、森鴎外さんのお三方の原稿や、日記、お手紙などがたくさんありました。まるで、ついさっきまでそこにおられたかのようです。でもいない。不思議です。
ざべすはお三方にお目にかかったことはないのですけれど、お三方とも、うんと勉強したのだなあと思いました。それぞれ字が違っていて、そして、同じ人でも万年筆と筆で字が違い、その違いにどきどきしました。筆記用具がちがうと、字も別になってしまうのですね。同じ人の手から出る字があんなにちがったら、内容もかわってきそうです。
森鴎外さんは、新聞に発表した文章をきれいに帳面に貼って、そこに校正をほどこしていたのがおもしろかったです。字からいっしょうけんめいさがにじみでていました。
夏目漱石さんは、筆で書いた文字がすっごくきれいで、いつまでもいつまでも見ていられると思いました。書をお弟子さんたちがほしがったそうですが、これなら確かにほしいかも。それに、漱石さんというおひとは自分がもらった手紙など、紙類は燃やしてしまう習慣だったそうなのですけど、漱石さんの方から出したお手紙というのは、みなさんがお手元に遺しておられたので、こうしていついつどこどこでなになにをしてどう考えて、ということが詳細にわかるのだそうです。字もきれいだし、書いてあることもおもしろいし、これだったら遺してしまったのも納得です。そして、原稿用紙の字はマス目にきちんきちんときれいにおさまるように書かれていて、編集さんのお仕事をこのようにお手伝いしたのだなと思いました。
正岡子規さんの展示はすっごく多様で、ノートや日記なんかもありましたし、それに、絵がすっごく上手で、歌も句も詠むし、なんでもできる人だったんだなあと思いました。それで雨子が「すごい教養人だねえ」と言ったら、雨夫が「いや、勉強したんだよ……」と遠くを見て言いました。
自筆展はたっぷりしていて、下を見てじっと読んだり、前を向いてじっと見たりの繰り返しで、鼻血が出そうだったので、あまいものを摂取して、元気を出すことにしました。
近江屋洋菓子店に寄っておみやげを買って、


有名な甘味屋さん、竹むらさんに行きました。

ドラマ『虎に翼』で寅子ちゃんたちがよく行っていた「竹もと」のモデルになったお店です。

1930 年からここに建って、こうしていらっしゃるそうです。木造三階建て。
名物は揚げ饅頭。でも、どうしても粟善哉を食べたいと雨子が言いはり、特に反対する理由もないので、粟善哉をお願いしました。食べる前に、桜湯が出てきて、きれいだし、いい香りだし、とってもうれしかったです。

おもちがやわらかくて、つるつるしていて、食べやすかったです。ぺろりといただきました。
そしていよいよい粟善哉です。

この、しっとりとしたうつくしいあんこの下に、粟餅が隠れていました。ざべすは、粟餅というものをこのときはじめて食べました。もっちり、もっちもち、つぶつぶとしていて、すっごくおいしかったあ。
最後に緑茶をいただきながら、また寅子ちゃんたちのことを思い出しました。涼子さま、おげんきかしら。雨子は雨夫から「スピンオフ企画の可能性はゼロではないらしい」ということを聞き、「よねさんの弁護士事務所に舞い込むちょっとした事件と大きな事件のサスペンスがいいわ」とうっとりしていました。ざべすは涼子さまとたまちゃんのお話がいいです。

ここからてくてく歩いていくと、もう間もなく御茶ノ水です。


線路に沿って行くと、聖橋に出ます。雨子は聖橋の上で、なんとしても写真を撮らなければならないと言います。駅のそばで、一体、何の写真でしょうか。



赤い電車が目の前をすぎて、雨子が満足したので、ざべすたちはやっと喫茶店に行くことができました。「珈琲 穂高」というお店です。

おんもは人でいっぱいですけれど、中は静かで涼しいです。

さっき、粟餅を食べたところなので、ケーキはなしにして、みんなでトーストを分け合うことにしました。

こんがり焼けたふわふわのパンにバターは、いつだってごちそうです。

この日はニコライ堂を見学できる日に当たっていました。

この教会は 1923 年の関東大震災のときにドーム部分が大破してしまい、資金難もあって 1927 年からやっと修復がはじまり、それは1929 年までかかったのだそうです。

中はとても豪華でひろびろとしていて、見事なものでした。正教会の信徒のみなさんがここで静かにお祈りをしたり、勉強したりなさるのだなあと想像しました。神様のいる世界とは、どんな感じなのでしょう。聖堂のなかは、その一端を見せてはくれますが、ほんとうはわかりません。

振り返ると、聖書の大きな文字が見えました。

大聖堂のほかに、会館や事務所、信徒さんがおられる建物もあり、それがとてもうつくしいです。


暑い日だったので、紫陽花さんは弱っていました。


雨子は御茶ノ水に来ると「東京に来た」という気がするといいます。いちおう、ざべすの城は東京の範囲内にあるのですけど、普段は「お城で暮らしてる」という感じがしていて、「東京に住んでいる」とは思っていないのだそうです。御茶ノ水の風景は、雨子が東京に来る前に想像していた東京に似ているのだとか。神田川が流れて、それに沿って線路が敷かれ、電車があっちこっちへ行き、本屋さんがたくさんあって、CDショップや楽器屋さん、図書館、大学などがあるのが、いかにも東京らしいのだそうです。
ふうん。
ざべすは東京を想像したことがないのでよくわかりませんが、どこかに行ってみたいという気持ちはそういう想像を誘発するのだろうなと思います。
この日はおまけで、新宿のベルクに寄ってワインやおいしいパンをいただきました。

これも、東京らしいなあとざべすは思います。たくさんの人の間をぬって、ささっと決めた注文でささっと出てきたものをぱぱぱっと食べて立ち去るのです。
この日はできたてほやほやの東京でがんばった人たちの文字を見て、東京らしい風景を見て、東京らしいごはんを食べて、そして城に帰りました。

梅雨ですね。
じめじめが続くのはたいへんです。
みなさま、おからだ第一でおすごしくださいね。こんなときはぬるいお風呂にゆっくりつかるといいそうです。ざべすはいまじぶん、梅シロップが楽しみです。梅とお砂糖をいっしょにしておくと、さわやかな梅シロップができるのです。それを水やソーダ、紅茶などで割って飲むと、おいしくて、とってもさっぱりします。
ではまた来週。
🌱 ちぇりおですわ 🍀