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日傘が迷子になった日

夏のモミジを撮った写真。種がついている。

じゃん!

 自分以外にあるじをもたないみなさま、おはようございます!

ぬいぐるみの写真。エプロンドレスをきた熊のぬいぐるみがかごに入って遊んでいる。

ざべすよ!

 日曜日さん到来を宣言します。みなさま、一日、日曜日さんをよろしくお願いいたします。

ぬいぐるみの写真。熊のぬいぐるみがかごに入って遊んでいる。

日曜日到来宣言なの

 お散歩のはかどる今日この頃、みなさまはいかがおすごしですか? ざべすの城の辺りでは、シモツケが咲いています。

シモツケの花の写真。

シモツケさんです

 ムラサキカタバミさんも絶好調です。

ムラサキカタバミの花の写真

ムラサキカタバミさんです

 そして、この時期忘れてはならないあの御方。

泰山木の木を撮った写真

いらっしゃいました!

泰山木の花の写真

泰山木さんが花を咲かせました!

 りっぱな木の上で、大きな花が上を向いて咲いています。

 このお姿を拝見したとき、いよいよ夏なのだなあと思いました。

 この季節、朝、おでかけすると、紫陽花さんがお見送りしてくれるのがうれしいです。

ガクアジサイの写真

花火のような方よ、行ってきますね

紫陽花の写真

行って参ります

ガクアジサイの写真

まるで絵のような方よ、行ってきます

 このおでかけの日はうんと天気がよかったので、ざべすは雨子に日傘をさしてもらって、その日陰の中を歩いて行きました。

日傘の下から撮った写真

日陰をつくってもらいました

 我が城には「飛驒高山日傘事件」というお話が伝わります。

poolame.hatenablog.com

 そのお話に出てくる、1500 円かと思ったら 1150 円で、いや、そうじゃない、実際は 11500 円だった傘が上の写真の傘です。すずしげで、かわいらしく、とってもすてきな傘なのです。

 でも雨子はこの日、ふきつなことを言いました。

 「この傘、かわいいだけなのよね。特に遮光も遮熱もしないの」

 ざべすは「かわいかったら十分じゃない!」と言いました。それに、日傘なしで歩いたときと比べればずっとすずしいのだから、雨子はそんなぜいたくを言うべきではなかったのです。

 この後、事件は起きました。

 まず、雨子が電車の中で「ぽんぽん痛い」と言い出しました。それは大変、ということで駅につくや、お手洗いに行きました。お手洗いから出てくると雨子は「痛いの解決した」とほほえみました。しかし、なにか変です。雨子も「あれ……」と気づいたようです。

 「傘、電車に忘れちゃった!」

 ざべすたちは駅の忘れ物の窓口まで駆けました。そこで即、なんじなんふんどこそこ発の電車の進行方向前寄り車両に乗ってきたのだが、傘を置き忘れました! 白くて、絵の部分は木製の、かわいい傘です! と助けを求めました。駅員さんはさらさらとメモを取り、あちこちに連絡をして、今その車両がどの駅にいるかとか確かめてくださいました。そして、帰りに寄るように、とのことで、ざべすと雨子は「寄ります寄ります必ずここに帰ってきます」と祈りをささげつつ、また電車に乗りました。

 かように、心のざわざわすることがありましたが、行き先は横浜です。

 横浜で、ざべすの本業、お茶会が催されるのです。雨子と雨子のお友達お二方とざべすとで正式なティーパーティーです。この日は、「フレンチトーストにあんことバターがのっていて、さらに生クリームとホイップクリームが添えてある」という、信じられないものをいただく算段になっておりました。

 約束の時間通りに集合して、お三方はまず互いのドレスを褒め称えました。「サマードレスがすずしげですわ」「ありがとう。そのブラウス、レモンイエローがすてきですわ」「ありがとう。今日食べる、バターをイメージしているの」と、そんな会話をしつつ、ざべすたちは会場に入っていきました。メニューを見ると「金目鯛のスパゲッティ」などもあり、一瞬迷いましたが、しょしかんてつ、ずっと楽しみにしていたフレンチトーストをみんな注文しました。

フレンチトーストの写真。三つのお皿にそれぞれ、フレンチトーストやアイスクリームがのっている。

じゃじゃん

フレンチトーストの写真。フレンチトーストに、あんことバター、アイスクリームがのっている。ホイップクリームも添えてある。

近影

 ざべすはどきどきしました。

 フレンチトーストだけでも特別においしいものなのに、さらにそこにあんことバターとアイスとホイップクリームがのっているなんて。

 見ただけでくらくらしました。

 きこきこときりわけて、お口に入れると、視界がふわっとしました。

 今思い出しても、どきどきするおいしさでした。やわらかくて、あったかくて、つめたくて、あまくて、ほんのりしょっぱくて……。

 このときしていたお話は「ひみつのけいかく」なので、内緒です。でも、すっごく楽しい計画でした。ざべすはその計画が実行されるのが楽しみです。なにかをじっくりずっと続けて、気づいたら山が築けていたなんて、すてきなことだと思います。ざべすもなにかしたいような、そんな気分になりました。

 フレンチトーストを山盛り食べて、アイスコーヒーをどんぶりいっぱい飲んでもしゃべりたりなかったトリオは、カフェのはしごをすることにしました。次に行ったのは崎陽軒のカフェ「アボリータム」さんです。「アボリータム」とは「南国の園」という意味だそうです。ざべすたちはふかふかの椅子に座って、バカンスにやってきたポワロさんとミス・レモンとヘイスティングスとジャップの仲良し四人組のような気分でお茶を注文しました。お店の人もさすがの優雅さで、「ケーキがご所望でしたら、いつでもおっしゃってください」とニヤリとなさいました。すごく愉快そうなはたらきっぷりで、ざべすはとてもいいことだと思いました。

崎陽軒のカフェ「アボリータム」のアーモンドミルクティーの写真

アーモンドミルクティーです

 そしてここで、雨子たちはずっと、ガンダムの話をしていました。雨子たち三人は「ガンダムシリーズをひととおり見ていて、思い入れもある人」「最初のガンダムだけは見ていて、今、久しぶりに新シリーズを見ている人」「今、生まれて初めてガンダムを最初から見ている人」という組合せです。この組合せで、お話が成立するのがすごいなと思いました。それに、それぞれのお話に出てくる、生粋のガンダム好きのみなさんのエピソードがほんとにびっくりするようなものばかりで、ざべすは勉強になりました。

長い、5人ぐらい座れそうなソファーの写真

崎陽軒のふかふかソファー

 そのあとは、「なにかかわいいものを買いたい」という雨子の要望で、デパートのお菓子売り場を見に行きました。

 あまい、いいにおいがしました。

 きれいな箱にレモンケーキが四つ入ったものを雨子は「これにしようかな」と見ていました。そのときざべすは、あ、雨子がまた、かわいい箱を買おうとしているなと思っていました。そしたら雨子のおともだちが「お金を払って、捨てられない箱を買ってもなあ……」とひとりごとをつぶやき、それで雨子のくもったまなこがぱちーんと開き、冷静な気持ちでおみやげを選ぶことができたようでした。

 じゃあ、またね、と手を振りながら駅でわかれて、「次のお茶会はどこでなにをしようかな」と話しつつ帰ってきました。

 帰りしな、駅の忘れ物の小部屋に寄りました。

 「今朝、傘を忘れた者なのですが」と言ったら、駅員さんは「あっ!」と言ってぱたぱたと「あっちだ」「こっちだ」といった会話をしたあと、「こちらですか?」と傘を奥から出してこられました。

 「これです〜!!」

 ざべすたちは飛び跳ねて喜びました。

 駅員さんも、このとき初めて笑顔を見せてくれました。

 フレンチトースト食べて、ガンダムの話をして、日傘も無事帰ってきて、いい一日でした。

 朝、出たときは朝日を浴びていた紫陽花さんが、夕日を浴びていました。

ガクアジサイの写真。西日があたっている。

日が長くなりましたね

カシワバアジサイの写真。西日が当たっている。

ひかっていますよ

 そそっかしい雨子はこの日、いくつか失敗をしたのですが、それでもうんと楽しい一日だったと言っています。失敗してもくよくよせずに済む一日は、よい一日だなあと思います。

缶入りのお菓子と菊芋チップの写真。缶に入っているのはスノーボールというふわっとしたカカオのお菓子。

おみやげもすてきだったの

 さて、今日は何をしようかな。

 みなさんはどうなさるの?

 HAPPY PRIDE 月間ですね。ざべすは多様なのは現実であって、認識や解釈の問題ではないと思います。虹色の現実にふさわしい、虹色の社会、虹色の制度を。

 ではまた来週、お目にかかります。

☂ ちぇりおですわ 🌈




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