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ざべす、特急ひたちに乗りました

 自分以外にあるじをもたないみなさま、おはようございます。

くまのぬいぐるみの写真。緑の木々を見ている。

ざべすよ!

 この一週間も山あり谷ありでしたが、日曜日さんは約束通り来てくれました。よかったあ。

 ざべす、こないだ、特急ひたちに乗りました。特急ひたちは品川ーいわき・仙台間を行き来するりっぱな電車です。そのひたちさんが、ざべすたちを迎えに来てくれたのです。

特急ひたちの写真。JR上野駅のホームに入ったところ。

かわいいフォルムです!

 特急の指定席に座ると、豪華なきもちになります。

特急の指定席の写真。テーブルにサンドウィッチ、おにぎり、飲み物などがのっている。

指定席で朝ごはんです!

 この日は酒蔵に行く予定になっていたので、車内でしっかり食べておく作戦でした。ざべすはよく噛んでおにぎりを食べました。おくちのなかでおもちにする勢いでした。そののち、サンドウィッチも食べました。

 そこに、すてきな方がやってきました。

特急ひたち内軽食販売のワゴンを撮った写真

車内販売のワゴンです!

 東海道線などでは廃止された車内販売が、ここにはありました。ざべすたちはうれしくてうれしくてアイスクリームを買いました。

特急車内の窓際に置かれたバニラアイスクリームの写真

かっちかちに冷えたバニラアイスクリームです!

 窓際にしばし置いて、食べるのにふさわしい温度まで下げ、しかるのち、じっくり食べました。感動にうちふるえました。

 そうこうするうち、ひたちは水戸に到着。そこで大急ぎでJR水郡線に乗り換え、常陸鴻巣を目指しました。風景が横長になり、「うわあ、来たことがないところに来てる!」と一同大騒ぎです。

常陸鴻巣駅のホームの写真

電車、行っちゃいました

 鴻巣の町は初めてなので、ざべすは念入りに歩きました。とっても静かなところです。おうちや敷地が大きくて、「あのりっぱな木、なんだろう?」などと近づくと、いつのまにかよそさまの敷地に入り込んでおり、あわてて公道にもどるという具合です。7 分ほど歩くと、お目当ての酒蔵、木内酒造に到着しました。

木内酒造入り口の写真

じゃじゃーん

 酒蔵見学をさせてくださるそうです。

木内酒造、利き酒処店内の写真

受付中です

 日本酒はまずお米を蒸して、その蒸し米の一部に麹菌をさらさら〜とかけて製麹して蒸し米、水、酵母などを加えてぶくぶくのあわあわの状態にし、さらにまた麹、蒸米、水を加え……と段階を踏んで仕込むのだそうです。その、最初の段階を見せてもらえました。

樽の中の酛を撮った写真

お米と水と麹がぷちぷち言ってます

 蔵の中はどこまでもどこまでも清潔で、

酒蔵の中の写真

きれいです

酒造りのための大きな樽やタンクが並んでいるところを撮った写真

木の樽と、最新のサーマルタンクが同居しています

天井も高いので、とっても気持ちがよいです。

 今は使わなくなった木の樽や槽をテーブルやベンチにこしらえてお庭や店内のそこここで使っているのも気持ちがよくて、かっこよかったです。

木の樽からつくられたベンチセットの写真

酒をしぼるときに使う槽からつくられたテーブルの写真

とってもすてきです

 蔵見学の最後は、利き酒セットをいただきます。

木内酒造の利き酒セットを撮った写真。純米酒、純米吟醸、純米大吟醸の順にならんでいる。

わあい

 この、おいしい純米のセットをいただきながら、お酒のつくりの復習です。

酒の仕込み用に削った米の写真
麹の写真
これらとお水、酵母が必要です

 木内酒造さんはほかにビールが有名です。また、ウィスキーなどの蒸留酒もつくっています。蔵人さんたちが、日本酒だけだと全然お仕事のない時期が生じてしまうので、社員として待遇を安定的にしていく過程で、ビールやブランデーなどもつくっていくようになったのだそうです。

木内酒造のビールの写真
木内酒造のビールの写真
ビールは有名ですね
蒸留酒の写真
蒸留酒の写真
こちらもおいしかったです

 ざべすたちがうかがった日はお休みでしたが、同じ敷地内におそば屋さんやフランス料理のお店もあり、お酒はそちらでもいただけるそうです。

木内酒造内のおそば屋さん外観写真

向こうがおそば屋さんです

木内酒造敷地内のフレンチ外観写真

右手がフレンチで、完全予約制だそうです

 売店にはご近所の方がお買い物に見えていました。

木内酒造売店写真
木内酒造売店写真
きれいな売店です

常陸鴻巣駅ホームの写真

また来るからね

常陸鴻巣駅ホームから出たばかりの車内の写真

ばいばい

 と、このようにして水戸駅にもどりました。

水戸駅ホームにある売店の写真。車両を再利用している。

おもしろい姿の売店です

 おひるごはんはこの水戸駅名物、からあげそばにしました。駅そばにからあげがのっているところに興味を抱いたからです。

駅そばの写真。大きな唐揚げとネギがのっている。

じゃん!

 予想に反して、唐揚げはものすごく大きかったです。大きかったし、やわらかかったし、おいしかったです。がぶりと口に入れるとじゅわあっとおしるが出てきて、ざべすは目を閉じて、一所懸命に食べました。目を閉じると味がよくわかるからです。

 おいしかったあ。

 腹ごしらえをすませたざべすたちは、水戸の町に勢いよくくりだしました。明治初期に建てられた旧水海道小学校が移築、保存され、見学できるようになっているというので、タクシーをそこまで飛ばしてもらいました。

水戸市内にある交番の写真。

タクシーの車窓から

旧水海道小学校本館の写真

あれです!

旧水海道小学校本館の写真

おっ

旧水海道小学校本館の写真

お〜

 中は一階のみ、自由に見学できるようになっています。

旧水海道小学校本館内部の写真

ここで勉強したのですね

 移築、改造など、いろいろあったものの、写真や見取り図が残っていたおかげで、今は 1881 年竣工当時の姿を復元できているそうです。この校舎自身にとっても、2025 年現在、そしてこれから先もここにこうして遺っていけるというのは、なんだかおもしろいことなのではないでしょうか。

旧水海道小学校本館内部の写真。木の床に外の緑が映っている。

どんな気持ちですか?

 ここは茨城県立歴史館の敷地内です。歴史館では常設展、企画展以外にいろんな講座が開かれたり、カフェやミュージアムショップもあったりと、なかなか楽しそうです。

 しかし、帰りの時間もありますので、ざべすたちは心残りではありましたが、そこをいそいそと立ち去り、近くの偕楽園へと向かいました。

 水戸藩の藩主であった徳川斉昭のこしらえたお庭だそうです。

偕楽園表門の写真

たのもう!

 ざべすは津々浦々、いろんなところに遺る、昔の人がこしらえたお庭を見てきましたが、ここはそれらのどことも違って、なんだか森の中に迷い込んだような気がしました。

孟宗竹林の写真。薄暗くなるほど背の高い竹がたくさん伸びている。

さわさわ

竹林と杉林の間に小路があるところを撮った写真

杉もりっぱです

大きな杉の木の写真

ふおお

杉の木を下から見上げた写真

ふおおお

大きな杉の木を目の前にして撮った写真

おっきい

 このまま、森の中に迷いこんでしまうのかな? と多少は心配になりながら歩いていると、

杉林の中に遊歩道をつくってあることろを撮った写真

杉の中、前を歩く人もいません

好文亭」というおうちに出ました。斉昭がここにいろんな人を集めて詩歌管弦の会を催したり、会議のようなことをしたりしたのだそうです。

偕楽園、好文亭の中から建物も含めて外を撮った写真

おじゃまします

偕楽園、好文亭の中から建物も含めて外を撮った写真

てくてく

ふすまの写真。障子に囲まれた空間に梅の木を描いたふすまがある。

このふすま絵はすてきだと思います

好文亭内の写真。本館と奥御殿をつなぐ、本館側からの入り口。

かっこいいです

 ここは、奥御殿への入り口で、昔はこの二畳ほどのスペースに茶坊主さんがひかえていたのだそうです。
 言い忘れていましたが、好文亭は空襲で焼失して復元したあと、落雷でも火事にあっているそうです。それをこのように復元しているなんてすごいです。これからは何にもなく、のんびり暮らせるといいなと思います。

好文亭内部の写真。板張りで漆がほどこされているので、光って外の景色が映っている。

絵みたいです

 二階も公開されています。

 二階に行ったら、「配膳用昇降機」というのを見ることができました。

好文亭内部の写真。一階でつくったものを二階に上げるための昇降機内部。

ふおお

好文亭の二階から一階を見下ろした写真

あすこを歩いたのですね

好文亭二階からの眺め

好文亭二階からの眺め

好文亭二階からの眺め

好文亭二階からの眺め

好文亭二階からの眺め

 ひろ〜〜〜い。

 どこまでが斉昭さんち?

 それがわからなくなるくらい、ひろかったです。

 「好文亭」という名前は梅の異名「好文木」からとられたそうです。梅の季節にはこのお庭いっぱいの梅が咲いて、それは見事なのだそうです。でも、今の緑の風景もすごいです。

 は〜びっくりした、びっくりした、と言いながらちょっと駆け足で偕楽園をあとにし、駐車場のタクシー乗り場に行ったら、受付の方が、駅まで行くのならバスが 10 分おきにくるから、バスで大丈夫ですよと教えて下さいました。ご親切にありがとうございました。ざべすたちは無事、バスに乗って、来るときタクシーの窓から見ていた街の景色をもう一度眺めました。

 そして、駅に到着すると、そこには「いばらき地酒バー水戸」というすてきなお店があるのでした。ざべすたちは「これは旅のよい〆になります」と言って、ぐいぐいバーに行き、利き酒セットを注文しました。そして、たくさんあるお酒の中から、自分の好みに合いそうなお酒を勘で三つ、それぞれ選びました。

いばらき地酒バー水戸の利き酒セットの写真。お酒が三杯、おつまみが三種類トレイにのっている。

こういうセットです!

 ざべすは三つとも、コクのあるタイプを選びました。どれもおいしかったです。茨城もおいしいお酒がいっぱいあるのだなと思いました。

 ちょっと駆け足になりましたが、朝と同様にひたちが迎えにきてくれて、ざべすたちは指定席でゆっくりお茶をしながら帰りました。

特急の指定席の写真。テーブルにコーヒーやヨーグルト、おかしがのっている。

お茶をしながら、楽しかったねと話しました

上野駅でホームから立ち去る特急ひたちの写真

ばいばい、またね

 特急の旅は特急の席に着いたところから楽しいので、ざべすは大好きです。特急がうんと好きな人はただ単に特急に乗って、行けるところまで行って、街遊びはせず、また特急に乗って帰ってくることを楽しむのだそうです。ざべすはそこまでにはなれません。やっぱり行った先をぐるぐる歩いてまわりたいです。でも、もし駅弁を買って乗ったのならどうでしょう。……。いえ、やっぱり街を見たいと思います。次に特急に乗るのはいつで、どこに行って、どこから帰ってくるのかなと楽しみにしています。

アメリカシャクナゲの写真

ざべすの好きな花が咲いています

 みなさま、今日はどうなさいますか?

 おひるねしますか?

 おでかけですか?

 今日お休みじゃない人はきっと二三日中に休んでくださいね。

 また来週、お目にかかります。

🚄 ちぇりおですわ 🚌




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