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2025 年 4 月はどたばたしてた

 金鳳花も咲きだして、完璧な初夏です。

キンポウゲの写真。たくさん咲いている。

輝いています

 春、あわただしかったですね。

 春を諦めていいのかという戸惑いもあるにはありますが、実際、風景が初夏になってしまいました。

 池はもはや、藻が発生しそうな雰囲気です。

池の写真。回りを草木に囲まれている。

だいじょうぶかな?

 4 月に見た映画はこんな感じでした。★印は映画館で、ほかはテレビで見ました。

  • 『ビーキーパー』
  • 『侍タイムスリッパー』
  • 『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』★
  • 『柔道龍虎房』★
  • 『牯嶺街少年殺人事件』★
  • ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』
  • 『群盗』

 4 月の記憶が曖昧模糊としている理由が今わかりました。『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』『柔道龍虎房』『牯嶺街少年殺人事件』を立て続けに見たからです。あれからずっと、頭の奥がシーンとして、視界がぼーっとしています。どうも貧血っぽいなと思ってたんですけど、違った。

 『ブリジット・ジョーンズの日記』は、今、劇場にかかっているのが四作目で、私が見たのは三作目。それがよかったので、新作も見たいなあという気持ちが高まっています。

 『ダメな私の最後のモテ期』ではブリジットが妊娠しますが、相手がマークかジャックかわからないという状況。そんななか、かかりつけ医含めてまわりの人がそれをひややかに見たり、叱責したりする視点がなくて、それがよかったです。婚外で高齢でしかもだれの子か確信がもてないという状況だけど、それが問題なのは当人たちだけなんですよね。まわりはブリジットを励まし、支えるだけ。ひとつの理想が示されてると思う。すごくよかった。

 読書はこんな感じでした。

  • 池内紀ゲーテさん こんばんは』
  • 『大正史講義【文化篇】』筒井清忠
  • シャーリィ・ジャクスン『ずっとお城で暮らしてる』市田泉訳
  • 岡真理『ガザとは何か パレスチナを知るための緊急講義』
  • 邱函妮『描かれた「故郷」 日本統治期における台湾美術の研究』
  • 『[季刊]中国現代小説 第Ⅱ巻第10号 通巻46号』「中国現代小説」刊行会編
  • アーサー・ウェイリーウェイリー版 源氏物語 1』佐復秀樹訳

 こっちもよかったです。いろいろ。

 『大正史講義【文化篇】』は「読む」というよりは「参照する」タイプの本なんですけど、ためしに通読してみました。「吉野作造民本主義」「経済メディアと経済論壇の発達」「上杉愼吉と国家主義」……といった個々のテーマに関して研究の現在がわかり、それらをもっと勉強したい場合の参考文献もついていて、とっても便利です。

 ウェイリー版の源氏は読みやすくてびっくりしました。「なにこれわかる」という驚き。英訳したものをさらに現代日本語に翻訳したら、物語がむき出しになったと言ったらいいでしょうか。悲惨さもダイレクトで「帚木」の巻から早くも「うへ〜〜〜いや〜〜〜〜こわい〜〜〜〜」と、読みのスピード大幅にダウン。毎晩ちょっとずつ読み、その度に辛くなり、今は「途中を飛ばして、宇治十帖だけ読んでいいですか?」という気持ちです。もう、なにも説明したくないほど、いやすぎる。

 おもしろい読書体験でした。

 毎朝読んでいる新聞でもいくつか印象に残る記事がありました。中でも特に気になったのは、東京新聞 4 月 16 日朝刊に載っていた、小林敦子「『アンコンシャス・バイアス』の誤用拡散 『女性は感情的』と思うのは無意識?」という記事です。「女性は感情的」と誰かが思うとしたら、思ってるわけだから、意識上のことですよね。無意識下のことではない。無意識は「意識上にない(思っていない)」という意味なのに、日本社会では無意識が「『悪気がなく、偏見と気づかずに思っている』ことだと誤解」され、その用法が広がっているという報告です。

アンコンシャス・バイアスは、周囲の環境や経験によって形成される潜在的な認知のゆがみである。差別的な考えを持たない人の中にも存在し、知らず知らずに判断や行動に影響を与える。政府機関は『アンコンシャス・バイアスに気づいて減らそう』と啓発するが、自分から気づいて減らすのは難しい。(中略)解消の責任を個人の努力に帰すのではなく、社会の制度を一つ一つ点検し、アンコンシャス・バイアスが作動しないようなしくみを構築していくことの方が重要である。

小林敦子「『アンコンシャス・バイアス』の誤用拡散」より

 今、日本社会で広まっているのは、差別意識固定観念を「無意識の差別」と呼んで、その意識を「無意識的なものだからしょうがない」とするような用法です。それは免罪の効果をもち、差別や偏見の深刻さを受けとめて考え直す機会を当事者から奪います。

 これは気になる。勉強しといた方がいいかも。

 アンコンシャス・バイアスが問題になるのは、たとえば当人に差別意識がなく、しかし、社会制度に組み込まれている差別構造に影響されて認知が歪んでしまうような場合、ということでしょうか。制度の問題として問題化する視点が大事なんですね。マイクロアグレッションとも関係していそうです。

 早速、小林敦子『職場で使えるジェンダー・ハラスメント対策ブック アンコンシャス・バイアスに斬り込む戦略的研修プログラム』を図書館に予約しました。

www.gendaishokan.co.jp

 5 月ですね。いい季節。見て読んで考えて歩いて、よい 5 月にしたいです。

みどりの季節

📚 おわり 🎥




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