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ぐんまちゃんの群馬里帰り紀行 ⑵

 おはようございます。

ぐんまちゃんのぬいぐるみの写真。橋の上に木製のテーブルがあって、そこで休んでいる。

ぐんまちゃんです

 ざべす辺境伯国を代表しまして、わたし、ぐんまちゃんが日曜日到来の宣言をいたします。

 日曜日、おめでとうございます。

 では、前回に続きまして、ほんの一部ではありますが、群馬県の紹介をいたします。

 今度のお休み、前橋にでも遊びに行ってみようかな、と思っていただけたらしあわせです。

〜前回までのお話〜

poolame.hatenablog.com

 おいしい食事をすませたわたしたちは、前橋の街をお散歩することにしました。

 元気に歩いていると、こんなところにでくわしました。

前橋市、吞竜仲店通りの入り口の写真

楽しそうなところです!

前橋市、呑竜仲店通りの写真

開店前なので静かです

 ここはもともと、大蓮寺というお寺の敷地で、そこに、戦争から復員してこられたみなさんのために、お店と住居が一体化した通りをつくったのがはじまりだそうです。1947 年だったそうです。そのころは、お店が 30 件以上、ずらりと並んでいたのだとか*1

前橋市、吞竜仲店通りの写真

きれいです

 今はリニューアルして、新しいお店、若い方も増えて、みなさん「ここを名所にしよう」と取り組んでおられるそうです。

 仕込み中のような音が聞こえるなか、いろんなお店が並んでいるのを見て、夕方になったらみんなここに集まってくるんだろうなと想像しました。

前橋市、呑竜仲店通りの写真

今度は夜、参りますね

「地産地消オペラ」『椿姫』と書いてあるポスターの写真。

楽しそうです

 商店街を過ぎまして、私たちの次なる目的地は、前橋文学館です。前橋市の中央を流れる広瀬川に沿って行けばたどりつけるはずです。

前橋市中央を流れる広瀬川の写真。両眼岸に柳の木が枝を垂れている。

広瀬川です

 川のそばは歩いていて気持ちがよく、そこここにベンチや文学碑があり、お散歩にもってこいです。

鳥のプレートの写真。詩碑に鳥をかたどったプレートが飾られている。

鳥さん

木製のベンチを撮った写真

のんびりできそうです

鳥の巣箱を撮った写真

これは何でしょう

木のテーブルセットの写真。川にかかっている橋の上に、木製のテーブルとベンチのセットが置いてある。

ひとやすみ

 もし前橋に住んでいたら、ここで川を見ながらお弁当を食べたり、本を読んだりしてひとやすみすると思います。川に柳に桜と勢揃いでとっても気持ちよかったです。

 と、そんなとき、ふと見ると、

萩原朔太郎の銅像の写真

萩原朔太郎さんです!

萩原朔太郎像の肩に乗るぐんまちゃんを撮った写真

わ〜〜〜

 朔太郎さん、ごぶさたしております。

前橋文学館入り口の写真。「ロマンチックな飛翔 酒と詩人と人生と 前橋文学館収蔵資料展」のたれまくがさがっている。

ごきげんですね!

 うかがったときは、「ロマンチックな飛翔 酒と詩人と人生と 前橋文学館収蔵資料展」の最中でした。

前橋文学館入り口の写真

おじゃまします

 萩原朔太郎さんは、ここ前橋出身の詩人です。お父様が開業医だったせいなのか、「三歳にしてオルゴールに強く興味をもつ」といった記録が残っています。ハーモニカ、手風琴、マンドリンなどを楽しみながら、歌を詠み、詩を書き、55 歳で亡くなるまで、いえ、亡くなってからも大勢の人を楽しませてきました。

前橋文学館、一階のディスプレイを撮った写真

わあ

 お酒の展覧会でもあるから、杉玉が飾られていますね。

前橋文学館内の写真

ふむふむ

 「イイ酒と、展示デキマシタ」ですって。

前橋文学館内の写真。

わ、バーのような展示です

 群馬の地酒を集めています。朔太郎さんもたくさんめしあがったのでしょうね。

前橋文学館展示写真

貴重なものを拝見しました

前橋文学館展示写真

酒器は三好達治さんのものだそうです

前橋文学館のパネル展示を撮った写真。

酔っ払っている萩原朔太郎さんと、朔太郎さんの作品です

前橋文学館のパネル展示を撮った写真。酔っていい気持ちになっている萩原朔太郎。

酔っ払っている人の顔です

前橋文学館館内の写真。バーカウンター風にしつらえてある

萩原朔太郎さんがどこかにいそうです

 萩原朔太郎さんの書いたもの、どなたかが萩原朔太郎さんについて書いたもの、萩原朔太郎さんあてに書いたものなどなどといっしょに、萩原朔太郎さんの撮った写真なども見ることができて、すっかり知っている人のような気持ちになりました。雨子は「白い共同椅子」という、『月に吠える』におさめられている詩が好きなのだそうです。記念に引用します。 

  白い共同椅子

 森の中の小径にそうて、

 まつ白い共同椅子がならんでゐる、

 そこらはさむしい山の中で、

 たいそう緑のかげがふかい、

 あちらの森をすかしてみると、

 そこにもさみしい木立がみえて、

 上品な、まつしろな椅子の足がそろつてゐる。

 前橋は観光地というわけではありませんが、そこに住む人、そこで働く人が住みやすいように、歩きやすいように、そこここにちょこっと休める共同椅子があります。いじわるな、座りにくいベンチじゃなく、手足を伸ばして休めるような共同椅子です。そういうベンチがある街はいいなと思いました。そこで暮らす人に優しい街は、外からやってくる人にも優しいです。

 前橋文学館からほど近いところに、萩原朔太郎記念館があります。生家から土蔵、書斎、離れ座敷を移築復元した、興味深い施設です。

萩原朔太郎の書斎を移築復元した建物を撮った写真

書斎です

萩原朔太郎の書斎を移築復元した建物の屋根に猫の像があるのを撮った写真

屋根の上にねこちゃん
移築復元した土蔵の中に、大きな詩集のオブジェがあるのを撮った写真
移築復元した土蔵の中に、大きな詩集のオブジェがあるのを撮った写真
土蔵の中には不思議な展示が

萩原朔太郎の生家の離れを移築復元した建物の写真

離れ座敷

 中からひょこっと朔太郎さんが出てきそうな、楽しい展示でした。

川沿いに転じされている朔太郎の歌を撮った写真。布に「酒飲めば亀の子のごと頸ふりて/わからぬことを唄ふたのしさ」と印字されている。

楽しい方なのですね

 そろそろ前橋とお別れです。

前橋駅近くにある、レンガづくりの倉庫
前橋駅近くにある、レンガづくりの倉庫
今も使われている倉庫です

 駅ではハニワさんが見送ってくれました。

前橋駅改札内にあるハニワの写真

また来ますね

 この日は高崎に宿をとりました。

高崎駅近くのビジネスホテルを撮った写真

あのホテルです!

ビジネスホテルの一室を撮った写真

立派なお部屋です!

ビジネスホテルの部屋にいるぐんまちゃんを撮った写真

ちょっと休憩です

 朝、ざべす辺境伯国を出立して、新幹線に乗って群馬県にやってきて、それからいろんなところで遊んで、そしてこのお部屋に飛びこんだときはみんな、「わーっ」とベッドに飛び乗って思い思いにのびのびしたのち、そのまま寝入ってしまいそうでした。そこでざべすがすっくと立ち上がり、「夜はこれからよ!」と言いました。

 たしかに、夜はこれからだったのです。

 私たちは特にあてもなく、夕方の高崎の街に繰り出し、なにを食べようか、どこに行こうかと話ながらぐるぐる歩いて、結局、駅前の「大衆食堂安べゑ」というお店に腰をおちつけました。高崎名物をいただけそうだったからです。

居酒屋の店内にいるぐんまちゃんを撮った写真

ふう

 店内は不思議なまでに穏やかな雰囲気で、わたしたちもゆっくりとごはんをいただくことができました。

海ぶどうに、肉豆腐
もつ焼きに、さきいかのてんぷら

 なかでもみんな大興奮だったのが、こちらです。

「たまふわ焼き」という名前の卵料理です

 ふわふわしていて、とってもおいしかったです。

 それから、ホテルのお部屋にもどり、そこで思い思いにお風呂に入ったり、お酒を飲んだり、お菓子を食べたりして過ごしました。

長野のワインです

 わたしはいつのまにかベッドに入っており、そうしていつのまにか眠ってしまったようでした。

ベッドで寝るのは新鮮でした

 では、きりがいいので、今日はここまでにいたします。

 また来週、参ります。今度は高崎の街を紹介しますね。

 ちぇりおです。

🐎 つづく 🐎




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