二週間、おふとんで、またはお風呂でちょっと読んでは寝て、を繰り返して読み終えました。
寝る前にややこしい本を読むのはやめ、非常に恵まれ愛されている御仁お二人のああでもないこうでもないと言ってるだけの本を読んだ二週間は確実に副交感神経の働きを感じておりました。
よく寝ました。
友情、怒り、救い……愛といったテーマが 13 。おまけの「読書」を入れて 14 。どのテーマでも二人が驚くほど自分をさらけ出して、きわめて具体的な、事実にもとづいた話をしていました。
この具体性が安眠にいいのかな、と思いました。
それでいて、「言葉」の回なんかは歌人の穂村弘が「これきっと、すっごく早口になってるんだろうな」と思われるようなこだわりと来し方行く末を見せていて、充実のやりとりでした。
回をおいて、同じことを話しているときもあって、それも情緒がありました。
一方、女性への視線なんかはどうしても、きついところはあるなという感じはしてしまうものの、それでも日々どたばたと理想を追い求めているのが伝わってきて、ふむふむと思いました。あ、この本は 15 年前の本なので、15 年前に読んでいたら何とも思わなかったかもしれません。
「きつい」と便宜的に書いてしまったけど、『ハッピーマニア』のシゲカヨだって男性のことは「男性」という種族のように見ていて、なかなか個人としてのその人とは出会えなくてそれで相手を傷つけてしまったり、自分も傷ついたりしてますもんね。
今唐突に安野モヨコ『ハッピーマニア』を思い出したのは新作の『後ハッピーマニア』でも相変わらずシゲカヨはそんな感じで、でもそんなシゲカヨなりに大人になっていて、自分と向き合っているので、そういうでこぼこした道をニンゲンは歩いて行くのだなあと思われるその感じを、この『人生問題集』でも感じたからなのでした。
ニンゲンは一枚岩ではないのですねえ。
完
そして今夜からのおふとんのお供は梅田修『世界人名物語』です。
これも安眠できそうで期待が高まります。
雨夫さんは最近、安眠のために甘酒を飲んでいます。私はたまに気まぐれに飲んでいます。


今日はからっと晴れて「お散歩日和だ」と期待したんですが、風が強くて〜。

ここんとこ進みが悪くて「いやだなあ、こわいなあ」と思っていた仕事も目途が立ち、今夜はほんとうの安眠が期待できそうです。
さあ、寝ましょう、寝ましょう。
📚 おやすみなさい 📚