クロード・デュガ ジュヴレ・シャンベルタン 2022
※リンク先はヴィンテージが異なります
さらに三杯目。今度はクロード・デュガのジュヴレ・シャンベルタン、村名格。ヴィンテージは1998、これも楽しみなカードです。
これはデュガのブルゴーニュ赤とほとんど同時にグラスに用意してもらったんですが、グラスに注いで15分後には、こちらのほうがはるかに黒ずんで見えるようになりました。香りは、こちらも香料っぽさ前回ですが、その濃度が高く、ちょっとねっとりしていて、スパイシーの度合いがこちらのほうが間違いなく上。
口に運ぶと、こちらも果実味の炸裂するさまが楽しめ、酸味も含めて「うまーい」と言いたくなる楽しみがあります。後味もすごく長い! でも、こちらはタンニンとスパイスが一層強く、ストラクチャーがくっきりしてます。こちらのほうが古いにかかわらず、全体的に線が太くてパンチ力があり、いわゆるクロードデュガらしさ、ジュヴレ・シャンベルタンらしさが前に出ている感じです。
それから1時間後ぐらいになると、余韻の長さが途方もなく長くなって、飲みこんでから余韻が消えるまでに数分程度かかるほどになってしまいました。良いワインの典型ですが、自分の身体や呼気にまで香りが乗り移ったような感覚になり、家路の間じゅうジュヴレ・シャンベルタンを呼吸しているような気分が得られました。村名格でここまで体験できることは稀。一級、特級といった格付けも大事だけど、作り手と熟成年数も大事だと改めて感じました。