アルファ ゼータ G ガルガネーガ 2023
暑くなってきたら是非とも飲みたくなる白ワインのひとつが、イタリア北東部はヴェネト州のソアーヴェ・クラシコ。ただ、クラシコの名称のついた銘品は少しずつ値上がりしているので、今日はただのソアーヴェ……どころかガルガネガだけでつくられたこの品をいただきます。
まず色。白ワインとしては淡く、そしてグリーンに近い色彩が特徴的。香りは、ほんわりとした温野菜の雰囲気、酸味が予感されるとしても、ごくやわらかな白系柑橘の香りだ。
口に運ぶと、なんとまあソフトな飲み物なんでしょう! アタックがやわらかい! 白系柑橘、たとえばニューサマーオレンジを連想させるようなソフトな酸味に、口当たりの柔らかさといったら! 肉厚なシュナン・ブランやソーヴィニヨンブランとも、なんでもアリだけど薄味ってことのないシャルドネとも、どんな時もお高くとまっているリースリングとも違う、ソフトな白ワインだ。えっ? 水っぽいって? いやいや、確かにだめなソアーヴェは水っぽいけど、こいつは意外にミネラル風味もどこかにある気がして、それは、もしかしたらトレッビアーノをまぜてないおかげなのかもしれませんよ? ま、でも暑い日の夕方につまみを食べながら、空を眺めて飲むこいつはなかなかのもので、文句をいう気にはなれません。ソアーヴェ系のもう少し上位のものも久しぶりに飲みたい気がしてきました。