フランソワ カリヨン モンテリー ルージュ [2020]
昨日に続いて、今日もブルゴーニュを飲み、比較をしてみたく思います。今回はいつも白ワインでは世話になっているフランソワ・カリヨンのモンテリ。モンテリなんてたいしたエリアではないし、なんだか垢抜けないんだけど、それがいいんだよ。
昨日のフレデリック・マニャンのモレ・サン・ドニに比べると、淡くて明るい色をしていて、少し青みがかっているような気もする。香りは、甘くてチョコで、少し革製品みたいなフレーバーを伴っている。薔薇香水の香りのかわりに革製品のフレーバーなのは、コート・ド・ボーヌらしいなと思う。
早速口に運んでみると、香りにふさわしく、こちらはコクはコクでもチョコレートを連想させる一面がある。もちろん甘口ワインではないので、甘ったるいなんてことはない。かつおだしのような旨味を伴い、淡いタンニンと苦みが追いかけてくる。モレ・サン・ドニに比べると、革っぽさも含めて少し格式で劣る気がするし、初手の風味のバリエーションも劣るけれど、でも、私はこっちのほうが好きだなぁ。豪華絢爛から最も遠いブルゴーニュのひとつで、だから皆から敬遠されているけど、別にいいじゃん、垢抜けなくても。前回も格上の一級と比較して「垢抜けないけど、いいやつだなぁ」と言っていたけど、今回もそれは変わりませんでした。
※翌日。ほっこりしたいいやつのまま。少し野良くさいけど、飲みごたえがあり、それでいて気安いいいワインです。ちょっと不格好で、カッコがつかないだけ。まあそれが肝心だという人もいるでしょうけど私はこういうワインも好きです。