ド モンティーユ ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ オー トレイ 2018
続いてお出ましいただくワインは、以前に2008が優秀な挙動をみせた、モンティーユがニュイ・サンジョルジュで作っている一級。ブルゴーニュ赤らしい典雅さと、ニュイ・サンジョルジュらしい実直さ、そして一級らしい立体感とか期待しちゃいますが、果たしてどうでしょうか。
抜栓して注いでみると、きれいに輝いてルビーのよう。これぞブルゴーニュの赤ワインといったような。香りは……あまり優れない。チェリーっぽい香り、チョコっぽい香り、土や森の香りがあるけれども、正直あまり香ってきません。閉じているんじゃないのと言いたくなるやつだ。
飲んでみても印象は変わらず。タンニンがしっかりし過ぎています。これはニュイ・サンジョルジュなのだからタンニンがあってもおかしくないのだけど、まるでボルドー系かと思うほどの渋み。これはもっと寝かせろってサインでは。森っぽさ、土っぽさはあるながら、愛嬌はありません。このニュイ・サンジョルジュ、ツーン、としています。そうしたためか、酸味が思ったよりも前に出てしまっていて、香りは時間を経てもあまり打ち解けてこない。今日の段階では、残念ながら華のあるブルゴーニュといった風にはいきませんでした。
※翌日、残りを飲んでみるとあまーい香りが少し増え、いくらか薔薇香水の気配がたちのぼってくるようになった。二日目のほうが良いと思う。ニュイ・サンジョルジュにしては少し貴族的な趣かも。