アンリ・グートルブ キュヴェ・ブラン・ド・ブラン アイ・ブリュット プルミエ・クリュ
このワインは、以前に呑んでかなりおいしかったシャンパンの、ブランドブランもの。ブランドブランってことはシャルドネでできているってことだ。最近、シャルドネを飲んでなかったので楽しみだったりする。
まずはグラスへ。うっすらとしたレモン色の、きれいなシャンパンだ。泡は細かな泡がどんどん立ち上がってきて良い塩梅。香りは、初手ではトーストというよりメレンゲ菓子のようなふわっとした甘い香りが鼻をよぎるぐらい。
口に運んでみると、待ってました! しっかりと重心の低い、完熟夏みかんみたいな甘味と苦み、それからコクもある。口当たりはなめらかで、そのなめらかな口当たりにぽつぽつと気泡の刺激が混じるのがまたいい。漬物系の風味も弱いながらある。プレステージシャンパンのいいところまではいかないけれども、なんちゃってプレステージシャンパンみがあるというか、苦みと酸味と漬物だけで誤魔化すもっと安いシャンパンに比べると、甘味や口当たりやコクといったところに丁寧にステ振りされている感じがあって、総合力において差をつけている。それとまあ、やっぱりシャルドネっていいよね。味も香りも舌ざわりも良くて、やさしさもあるけど厳しさもあって。夏にこれはたまりません。モエ・エ・シャンドンと比較すると、こちらのほうがやさしさとなめらかさが上。