ドメーヌ・ブリュノ・クレール マルサネ・ルージュ レ・グラス・テット [2020]
※リンク先はブリュノ・クレールのマルサネですが、畑の名前とヴィンテージが違っているのでご注意ください
このワインは、ブリュノ・クレールが作っているマルサネ。確か、このブリュノ・クレールはマルサネが得意だったはずで、ロンジュロワはそのなかでも上位の畑だったと記憶している。で、こいつのヴィンテージは2010。最高じゃないですか。
まずグラスへ。輝きを伴ったピノ・ノワールの色で、そんなに濃いつくりではない。香りは、はっとするような薔薇系香水の香りなんだけど、押し出しはそこまで強くなく、私でも楽しめるぐらいの香りです。
口に運んでみると、なで肩ワインでほっとする。ソフトタッチ、それでいてコクがたっぷりあるさまは、モンテリやペルナンヴェルジュレスといった、マイナーだけどうまみたっぷり系のワインにありそうな感じで、栄養がありますね!と比喩したくなる。タンニンもやさしく、飲みやすいからといって薄いでもなく、やがてトマトスープのようなうまみまで加わって疲れた日の赤ワインとしてお手本のようなつくりに。それでいて、そこまで散漫・だらしない印象を受けないのは立派なもので、たぶんもっと有名な村名格と肩を並べてもそんなにみっともなくないんじゃないだろうか(ただし、その場合は派手さ・絢爛さではまったく及ばないだろうけれども)。
ワイン会で映えるワインではまったくありませんが、実を取るならこういうワインだと思います。いいものを覚えました。ブリュノ・クレールのマルサネにはいろいろなバリエーションがあるので、もう少し廉価なものを・もう少し早飲みするのが我が家的には正解な気がするので、そういう方面を探してみる予定。