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話をしてみて気づいたこと②

 恩人のひとりなのだと思う。その人は良かれと思って、また、私が今の仕事の役割を果たせると考えてこうなったのだと思う。

 

 それは私のことを評価してくれていたということでもある。しかし、今の仕事の役割を果たすには、私は体力面でも心身のバランスを崩した後の限界値という点でも難しかった。加えて、引き継ぎと言えないほどひどい状況に立たされたこともある。

 

 その人は私が本当につらいときにしっかりと傾聴して話を聴いてくれた。おそらく言いたいことはたくさんあっただろう。しかし、受け止めてくれた。感謝している。

 

 そして、難しいところに視点を向け続けるのではなく、できることに視点を変えてその中で考えていくことの大切さを教えてくれた。

 

 前任たちを責める気持ちがある。その人たちがちゃんとしてくれていたらという他責の気持ちもある。しかし、残念なことに責めるに値する相手ではない。引継ほどその人の誠実さが出るものはない。誠実さがないひとを責めたところで通じないし。この人達にもう責任はないのだから、こちらが苦しむだけ。

 

 そして、もう1人、もっと身近でこの話をする相手は、感情的なところがあり、私は苦手だ。だけど、この人はそういうコミュニケーションスタイルの人なんだと、ありのままを受けとめることにした。

 

 私は今回、自分を責めることもしなかったけれど、自分と向き合って考えた。以前の自分であれば、あの人が悪いと怒っていた。今は周りに対して怒る気持ちや呆れる気持ちはあるけれど、まともに向き合っても仕方ないと思っている。

 

 これは、私の成長のあかしでもあるけれど、このしっかりと傾聴して話を聴いてくれた人の存在が大きいと思う。私はこの人に対しては信頼を感じている。

(2025年8月の下書きから)

 しかし、この傾聴をしてくれた方にも、後になり疑問を持つ出来事がありました。それはまた。
(2026年2月加筆)




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