昨日は時間外労働規制緩和の検討指示に対して、長時間労働の検討にかじを切るのではなく、労働生産性の向上に向けた検討をした方がいいんじゃないかと書きました。
高市総理は御年64歳。政治家の方や企業の取締役の方たちは、これぐらいのお年の方でもパワフルに活動されている方が多い。もちろん。そういう人もいます。
しかしながら、同じ年の人を100%とした場合、このような働き方ができる人はひと握りだと思います。ことばを変えれば、このような体力のある人でないと、その職は務まらない。ひと握りともいえると私は思います。
加えて、人間の発達段階としても、60歳以上のこの時期は「解放期」といって、今まで気づいてきたものを手放して後進に譲っていく時期です。
自分が「できる」から、同じように「他人」ができるわけではないのです。
今はワークライフバランスという言葉が、馴染みつつあり、大学でもウェルビーイング学部というものもでてきた時代に、逆光しています。
ウェルビーイングとは、WHOでは以下と定めています。
個人や社会のよい状態。健康と同じように日常生活の一要素であり、社会的、経済的、環境的な状況によって決定される
そして、健康とは
健康とは、身体的、精神的、社会的にすべて満たされた状態
長時間労働は、身体的、精神的健康に影響を及ぼすリスク要因です。なんでこれがわからないのか。
長時間労働が常態化したら、昭和の働き方に戻ることになりませんか。昭和の働き方は高度成長につながりました。それを目指すのかしら。人口動態も今とは違うのに。(③につづく)
