当時、私よりも若い人に「体力的につらい」と言っていたことがあった。その時、それは個人差だし、無理はしちゃいけないと伝えたように思う。しかしながら、反する気持ちもあり、「体力的にきつい」と言われたときに、言葉のままには受け取らず、本当は「仕事が嫌で離れたい」のかなと思ったことがあった。
そのころはそういうことが言いづらい時代でした。その人は私に本当のことを言ってくれたのだと今は思う。後に退職し、優秀な方でアルバイトで戻られた。子育てをしていることもあったけれど、働き方はセーブしていた。その人にとっての良い働き方を選択されたのだと思う。
私がそのころの自分を振り返ったときに、今の私の年代の人が、自分が今思うように体力が落ちていることをわかるかというと、わからないと思う。個人差も年齢差もある。私が言うことをどれだけそのとおりに理解してくれるかもわからない。(⑦につづく)
