以下の内容はhttps://platoronical.hatenablog.com/entry/2024/08/30/200308より取得しました。


ハリソン山中は巨悪ではないのではないか?

最近左胸が痛むのと、左肩甲骨あたりがしびれており病院に行ったほうがいいなと思っています
こんにちわ僕です

地面師たち、見ました
大変に面白かったですね
皆さんも見られましたか?
ハリソン山中に影響された人間を大量に観測できますが皆様の周りにも発生していませんか
社会現象に近い形で影響する作品においてよく見られる光景でしょう
豊悦さんの不気味さにあてられて『悪』になったという意見をよく目にします
たしかに一定の『悪さ』についてどこか憧れのような感情を持つのはどういうことなのでしょうか
悪いことに憧れること、それは自由とはもしかすると束縛から逃れたいという欲求だと仮定すると、悪いことをすることはルールを逸脱することであり、それが自由そうに見えているのではないか、そのように想像しました

見終わったあとで色々と一人で感想戦をしておりました
しかしどうにも少しの曇りを拭いきれない
それは『ハリソン山中という男は果たして底が見えないほどの悪だったか?』という疑念
つまり地面師たちが描く悪が浅いのではないか、トヨエツの燃えたヤマは低いのではないか?

物語にほぼ必ず登場する悪

物語には悪役や悪が登場するじゃないですか
例えば『バイキンマン』『コナンの黒い影』『折原臨也』『サメ』『ロミジュリのパリス』などありとあらゆる古今東西どんな物語にも悪や敵役の存在について
これを大別する指標として『悪役』『敵役』『悪』というふうに区分けをしたとする
『悪役』としてはコナン君の黒い影やサメなどが当てはまる
『敵役』としてはバイキンマンやロミジュリのパリス等だと考えられる
上記の違いは『なんのために存在するのか』が明瞭かどうかなのではないかと考えている
というのは、バイキンマンやサメというのは悪役であり人を食い殺すなどの残虐なことをするゆえに脅威として描かれ、それに対応するギミックとして存在している、つまり企てそのものは後付かもしくは無いと考えてもよいのではないだろうか
サメは人を遅い人を殺す、以上
敵役としてのロミオとジュリエットのパリスというのは、主人公としてのロミオとの対比として観客から見て逆側の存在という構図が成り立つ、『正義としている心情とは異なるもの』として登場するのが敵役だという考えだ

さて、『悪』についてにも色々と分類があると思うが、個人的にはデュラララに出てくる『折原臨也』をまっさきにおもい浮かべた
純粋な悪として考えたときに彼はストーリーテラーであり、逆側の主人公である
彼の行動は治安を引っ掻き回すことであり、平和でない状況を意図して作ることに人生を使っている異常者であるが、自覚的である
デュラララの構図として高校生3人の青春劇、カラーギャングによる3巴の抗争、極道と国際的なマフィア、企業と国家を巻き込んだ騒動を一つの街で描いている、折原臨也勢力というものも存在するようにも見えるが、彼は透明な存在である
主人公の帝人はダラーズという透明なカラーギャングを持っているがテキストによって描かれることで非常に特色がある

個人的に考える『悪』についての底のしれなさというのは無邪気さと関連しているように思う
何かを達成したい、何かのために何かを犠牲にする、という強い思いは、一定の正義を生み出してしまう
折原臨也は自分が退屈をしないために、サステナブルな人生の娯楽と仕事として物事を傾ける
玉狛は多いほうが楽しいため人を殺すと補填するのが大変なので無駄に人殺しをしない、どれだけの人が不幸な感じになっても一切妥協しないところがまさに『諸悪の根源』として機能しているために『悪』だと考えるところだ

それに対しハリソン山中について思うのは『カネを手に入れる』『人間は愚かだ』『自分は殺されない』というイメージとポジションで生きており、そもそものイメージが小さいのはないかと思ってしまった
『大きな山がいいですね、何人も死者が出るような』と言うようなセリフを使う割に罰則として救済は描かない殺人は快楽と証拠隠滅を目的としており明確である
そもそもドラマの冒頭で、ホテルでのハードプレイの際誤って女を殺してしまうが、その処理もずいぶんと粗末である

個人の感想

しかしこれは超個人的な偏った意見であり、全体をっとしてちゃんと作れば国内のドラマも全然面白いうことを確認できる
ちゃんと作れる人が少なくなってしまってはいるが、これからも映像や映画で良い作品が作られることを楽しみにしている
面白い話を書いてよとか、面白いドラマを作ってよ、と100億円渡されだとして99%の自信で作れますという人はよほど少ないだろう
しかし我々は欲深いので面白い作品が見たい
そういう作家をもっと自分たちは生むべきだと考えている
現代でも作家は金にならない、しかし夢はある、しかしインスタントな短尺動画で喜ぶ現代人がそれを根気よく作っていけると思えない
作家を心ざる人が少なくなればなるほど、作品数は少なくなり、尖った面白さを持つ作品も減ってしまうだろう

ハリソン山中はそこまで刺さらなかったが、ぜひ『巨悪』(もしくは巨大な力)を感じられる作品とこれからも出会いたいと思っている
見てない方は面白いのでネットフリックスに加入していれば見ていただきたい

僕はこのあとはK4senさんの、漫画遊戯者達の夜の第1話をリアルタイムで視聴予定です

play.google.com

意外なことに配信者界隈がコロナで熟成された結果、ポストメディアエンタメとして動き始めている側面について興味深く感じています
皆さんが最近面白がってみているものを教えていただきたい

www.youtube.com

夏もそろそろ終わりが近いですが、短い夏をこのあとも楽しんで!

 




以上の内容はhttps://platoronical.hatenablog.com/entry/2024/08/30/200308より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14