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講義「打腱器の歴史」

岐阜大学では年間20数回の専門医向け「神経症候学」の講義を行っていますが,今回は少し脱線して「打腱器の歴史」の講義をしました.新作ですが,きっかけは,最近入手したソ連製のヴィンテージ打腱器でした.回診のときにみんなに見せたところ,若手のひとりが「先生のハンマーは多すぎて,ソ連製と言われても区別がつかずピンときませんね」とポツリ.「ハンマーの違いが分からないようでは岐阜大学で学んだとは言えないよ(笑)」と,講義を準備しました.

まず腱反射と打腱器の歴史を振り返ります.1850年にDuchenneがアキレス腱反射を報告し,1875年にはWestphalとErbが膝蓋腱反射を報告しました.そして1888年アメリカの小児神経科医Taylorが世界初の打腱器専用モデルを考案します.その後,Trömner型(独)やBabinski型(仏),Queen Square型(英)など,国や時代ごとにさまざまな打腱器が生まれました.

しかもTaylor型以前に,もともと打診に使われていた器具が,腱反射を調べるためにも使われていました.これら「歴史的な打腱器」はなかなか入手困難です.同じく入手困難であったのが,先述のソ連製の打腱器です.ソ連ではロシア革命後,西欧の器具を輸入できなかったため,自国で独自に設計・製造した結果,独特の形状をもつハンマーが登場しました.今回,入手したソ連製の打腱器を手にとってみると,歴史が道具の形に刻まれているようで感慨深いものがありました.

動画では,打腱器の歴史から始まり,私のコレクション41本の解説,そしてまだ入手できていないハンマーを紹介しています.完全に趣味の世界ですが,結構,若手ドクターは楽しんでくれたようです.23分の動画ですが,お急ぎの方はスライドを以下からご覧いただけます.

スライドへのリンク
https://www.docswell.com/s/8003883581/59M61W-2025-08-22-100548

youtu.be




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