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患者さんがおばけを見たときのチェックポイント

回診で「おばけが見える」という患者さんがいらして,私は「はっきり見えますか?」「足は見えますか?」「いつ出ました?寝たときですか?」と質問し,周囲のドクターを驚かせてしまった.実は日本に伝承されるおばけ話のうち3分の2は神経疾患に伴うもの(121/183話)という報告がある(Dreaming 19;232-8, 2009).高知大学神経内科の古谷博和教授による論文だ.おばけ話は表のように4タイプに分かれ,①ナルコレプシーに伴う入眠時幻覚,②てんかん,③レム睡眠行動障害,④レビー小体型認知症(DLB)に伴う明瞭な幻覚に分類される.睡眠との関連の有無(①と③が関連あり),見え方が明瞭かどうか,話をするかどうか,が決め手である.代表的なおばけとして,お岩さんは足がなくて不明瞭なため②,座敷わらしは④と考えられる.お化けを見た患者さんの診療に役立つ情報だと思う.









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