都立明治公園で2月21日~23日に開催される
読の市(よみのいち)に顔を出してきました。
運営はTSUTAYAでおなじみのCCC。
先週の赤坂、五冊展に続いての読書フェス・ブックフェアに参加ということもあり、
なんか最近読書/本屋の波、高まって来てるんですね~なんて思ったり。
会場の都立明治公園に行ったのは実は初めてでして、
国立競技場のすぐ隣(南側)でした。当然国立競技場も初めて見ました。
蔦屋書店やジュンク堂、紀伊国屋書店といったスーパー大手はもちろん
いわゆる独立系本屋や古本屋などなどいろんなジャンルの本屋さんが出ていました。
以下、印象的だったお店やグッズについて語っていきます。
帽子・サングラスはマストです! すげーまぶしかった笑

一番印象に残ったのは、美鶴堂さん
『できれば家でずっと読書だけしていたいけれど、好きな本を好きなだけ買えるように社会に出ています』そんな'93年生まれの3人が営む架空の本屋。好きな一文を抜粋して表紙にした抜粋文庫などを販売。
※読の市公式サイトより引用
93年なので同年代なのが好感だったのと、「できれば家で……」というコピーは共感しかありません。
表紙を隠して、その本の中に出てくる一文だけ抜粋したブックカバーをつけている本を売っていまして、
おっ、気になるな……後でもう一度来てみてみよう という本があったのですが
もう一度来たら既に誰かに買われた後で見つからず、断念。
本って一期一会だよなぁ って改めて思わされました。
確かジュンク堂のブースだったと思うんですが、表紙を隠しての販売をやっていて、
こういった非日常的な空間で非日常的な本の選び方をするってあってるよなと感じました。
ちょっと脱線しますが、
一時期、いろんな本屋さんで本の福袋的な売り方をしていた時期ありましたよね。
私もそれは面白い取り組みだなと思って何回か買ったことあるんですけど、
ぶっちゃけ読まずに売りました(笑)
だって、結局自分が読みたい、読んでみようかなと思う本じゃなかったんだもん。
今まで読んだことない本を読みたいVSなんでもいいってわけじゃない
という永遠の課題があって、結局は「自分が選んだ」っていうストーリーが必要なんですよね。
美鶴堂さんの抜粋文庫はその点合理的になっていて、
自分が惹かれた一文がどういう風に出てくるんだろう、という興味のフックが本好きとして読むモチベーションに繋がっていくじゃないですか。
普段全然読まないジャンル・作家だとしても、あの一文を選んだ自分には読む意味があるのだ、と思わせてくれるような仕掛けづくりがよかったです。
その他だと、お店の名前は忘れてしまったのですが、
米津玄師にまつわる(彼が選んだ?)本を並べているところや、
建築系に寄せた選書、猫の本だけを集めた本屋などもあって面白かったですね。
ただ、帰り際に夫婦で
いろんな面白い本屋さんが集合しているにもかかわらず、
持ってきている本がなんか同じ方向(≒サブカル系)を向いていて、
逆に多様性がなくなっていたよね、
という話をしていました。
じっくりと選ばれた本のラインアップに目を通せば
この本屋はこういうのを持参してきたんだな、というのもわかったとは思うんですが、
来場客も多い中、そこまでは見切れず。
せっかくこれだけの本屋が集結するのであれば、
何か全体を通してのテーマに基づいた選書があれば、
店員さんと話も膨らませられるよいきっかけが作れたのになぁと少し残念。
特に企画運営しているCCCなんかは、売って稼ぐものとしての本については
とっくに見切りをつけているでしょうから、
「読む」の先にある「本を通じてのつながり」について
次回はコミットしてくれると嬉しいなあと思います。(絶対得意でしょ)
