速案 誰よりも速くアイデアを生む15の公式(著:西島知宏)
の感想です。
24年5月に初版で、私が6月中旬に買ったのも初版でした。
【一言でいうと】
「アイデア」にも「公式」がある。←これこそが作者のいう公式1「対極接着法」
正反対な事柄を組み合わせることでアイデアを生み出す。ものに他ならない。
【なぜ読もうと思ったか】
これも前回に読んだ本と同様な動機付けなのですが、
転職して今までは定型業務をこなす、がメインな仕事だったのですが、今度はアイデア(自分の意見)を求められることも多くなりました。
そして、定期的に案を生み出さなければいけないというプレッシャーも感じるようになり、「さてどうしたもんだろうか……」と悩んでいたところに、
メルマガ、「ビジネスブックマラソン」に取り上げられていたので購入しました。
【誰に読んでもらいたいか】
「アイデアに公式があるわけないだろ」と思った人
新しいモノの見方を知りたい人
【特に参考になったところ】
世の中の商品・サービスのほとんどが著者があげているアイデアを生む15の方式で分解できるよな、と感心しました。
突然ですが、ちょっと前に話題になったサントリーの「ボスカフェイン プロ」、覚えていますか?
無限に新商品が出てくるコーヒー飲料の中で、コーヒーのおいしさではなくて、眠気覚ましとしてのコーヒーを愛用している人がいて(私含め)
「だったらカフェインをマシマシにしますか!!」と、カフェインをめっちゃ積んだコーヒーです。
これは本で説明されている公式10「長所強化法」、読んで字のごとく、「長所を思いっきりバク上げしよう」というアイデアの公式に当てはめられるかなと。
他にもコーヒーでいえば、数年後に市場に現れては消えていく「炭酸入りコーヒー」がありますが、
これも「休息のために飲む」イメージが強いコーヒーと、「さっぱりしたい時に飲む」イメージのある炭酸、
真逆の2つを組み合わせたら面白くないっすか……? で開発された商品ですよね。
このアイデアの生み出し方は冒頭でも書いた「対極接着法」というワードで説明されています。
この「対極接着法」
他にも自分のメインフィールドの特撮でいえば、今やってる「爆上戦隊ブンブンジャー」も「バクアゲ」や「歴代の車戦隊ははっちゃけ感強い」という騒がしさをイメージさせながらも、
実際の作品はクールにキメる作品(ツイッターでは、「湿度が高い」なんて言われていますが)だったりして、
そこのギャップに私は面白さを感じています。
そもそも、この本のタイトル自体がそれで、アイデア・案というものは「時間がかかる」というイメージに対して「速」と対になる形容詞を付けたり、
「ひらめき」が求められるイメージに対し、「公式」で意外性をもたせたり。
思わず書店で手に取りたくなるようなアイデアが込められています。
