ちょっと出遅れてしまいましたが、『ブンブンVSオージャー』を映画館でみてきました。
異色が続いた戦隊の後に来たブンブンジャーが異色中の異色であるキングオージャーとコラボしたらどうなるのか……ってところでしたが、観た方、どうでした?
ちょっと皆さんの感想が気になるところです。
以下、ネタバレありの感想なので、未視聴の人はまだ見ないでくださいね。
やっと戻ってきた普通のVSモノ
前作も前々作もVSシリーズのフォーマットとしてはちょっと変わったやつだったじゃないですか。
前作ではキングオージャーが10年前の戦隊といっしょしたり、前々作では3本立てだったり。
だから今回のように上映時間をたっぷり使ってVSモノをやったのって久しぶりじゃないでしょうか。
時期も時期だけに、ブンブンも最終回終了後の参戦。
良かった点:キャラの掘り下げがちゃんとできてた
両戦隊ともキャラクターが活きるに活きたメンバーばかりでしたから、
直近の短編を複数の構成よりも、じっくりキャラを描けてたんじゃないでしょうか。
特にブンブラック/阿久瀬 錠が商店街の人に慕われまくっているエピソードはよかったですね。これ、本編でももっとやったほうがいいんじゃないか、ってぐらい。
振り替えればですが、クールに決める青・オレンジと、等身大の黒・ピンクがメンバーにいたブンブンジャーは
子どもの理想、どちらにも対応できるようなベストチョイスだったなと思います。
イマイチな点:迫力がない
うーん、濃い味に慣れちゃったからというのはあるかもしれませんが、
全体的に薄味だったかな。
あんまりカタルシスもドタバタもなく、ある意味ブンブンジャーっぽく終始終わったかなと感じます。
ブンブンジャーも本編終了後だから、敵の怪人も残党で強そうじゃないし。
やってることは、メンバーがばらばらな空間に送り込まれたり、コスプレしたり、戦隊ロボ同士で合体したりと、「いつもの」なんですけどねぇ……
VSモノにほしいものってなんだったんだろう
やっぱり「先輩から後輩に地球を守るバトンをつないでいく」っていう雰囲気なのかな、って思います。
活躍する星が違うから、ブンブンジャーとキングオージャーって同時に存在することが可能じゃないですか。
そうすると先輩戦隊としての貫禄だったりとか、伝えたい想い、みたいなのがあんまりありませんよね。
いや、今までのVSだって別にそういうのがテーマになってるわけじゃないとは思うんですけど、制作発表会からファイナルライブツアー、そしてVSシリーズで公式としての戦隊はそこで終わるんだよなぁ、っていう物悲しさがあったと思います。
その物悲しさが今回のVSシリーズからは感じられなかったです。
「俺たちの守ってきた地球を頼むぞ! ○○ジャー!」みたいなのが
結局自分のツボだったんだろうなぁと映画館を去るときに思いました。