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あと1冊だ!

 

 
意図していることは伝わるのだけど、いかにも退屈。
最初のうちは文章のリズム感/音楽性や、人生における可能性と選択肢に関する示唆、そして心的状況を表す怪しいモチーフに彩られたけばけばしい内容に胸を躍らせて読み進んだのですが、さすがにそれ一辺倒で長編を書き上げようというのには無理があると感じました。
 

 
筒井康隆といえば友達が映画版のパプリカを絶賛していたので、近いうちに見てみたいと思っています。
 
 
98/100
 
 

 
唐突な物語性がたまらない短編集。それだけにひとつひとつの話にずっしりとした重みがあるのだけど、表題作になっている『ナイフ投げ師』が素晴らしい短編で、重厚さをものともせずに、するするとうどんを飲み込むように読めてしまいました。
語り手すらも、物語の主題を浮き彫りにするための小道具にすぎないと割り切っているような印象があります。登場人物も、彼らが暮らす街も、すべてが虚構的で余計なものがそぎ落とされていて、そのために主題がストレートに読み手の心に突き刺さってくるかのようです。
おすすめは『夜の姉妹団』でしょうか。頑なに誓いを守り続ける姉妹団と、それを暴かんとする大人たちとの戦いの様子が、無残かつ愛らしい。彼女たちの邪な企てを阻止しようとする大人たちは、むしろ自分たちの願望として「邪なことをしていて欲しい」という気持ちがあることをしらない。無垢なる少女の魂は風ひとつ無い泉の水面のように穏やかで、そこを覗き込む人間に、その者自身の心の中身を映し出すのでしょう。
 
 
99/100
 
 
のこり1冊は来週いっぱいかけて『警官の血』を読む予定。これで直木賞候補コンプリートも達成です。長いけどがんばるぞ!




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