
速水もこみち流ツナとトマトのパスタ。その正体はローマ風カレッティエラ。イタリアのローマで「カレッティエラ」を頼むと、ツナとトマトのパスタが出てくる。
ツナの旨味、トマトの瑞々しさ、にんにくとオリーブオイルの香り。そこにバターの丸みと、パセリの青い香りが重なると、イタリアンなのにどこか和食のような優しさが生まれる。速水もこみち流の解釈が光る、軽くて、静かにうまい一皿。
ツナとトマトのパスタの材料

- パスタ:100g
- ツナ:1缶
- トマト:1個
- にんにく:4片(小ぶりの場合)
- パセリ:たっぷり
- 塩:適量
- 黒胡椒:適量
- バター:適量(20gほど)
- オリーブオイル:適量
※ にんにくが普通サイズなら2片で十分
※ パセリは「多すぎかな?」と思うくらいでちょうどいい
トマトとツナが入るので、にんにくの辛味やパセリの苦味は出にくい。それでも苦手な場合は、イタリアンパセリや乾燥パセリでも問題ない。
ツナとトマトのパスタのレシピ
- ニンニクをスライス、トマトは乱切り、パセリをみじん切り
- ニンニクをオイル、バターで炒める
- トマト、ツナ缶、茹で汁を一杯入れる
- 茹でたパスタをフライパンに移して塩、胡椒
- パセリを混ぜて絡めて皿に盛って完成
美味しく作るポイント
オリーブオイル×バターが鍵
バターだけだと重く、オイルだけだと線が細い。この二つを合わせることで、ローマらしい丸みのある味になる。
トマトは潰さない
フレッシュ感を残すことで、ソースが軽く仕上がる。ツナの旨味を受け止める“果肉”として使うのが正解。
パセリは遠慮しない
このパスタはパセリで完成する。味を一気にイタリアへ連れていく役目。

下準備。にんにくはスライス、トマトは潰さず乱切り。パセリは細かく刻む。ここで香りの半分が決まる。

最初にニンニクをオリーブオイルで炒める。

ニンニクに色がつく前にバターを入れ、弱めの中火で炒める。色づかせすぎない。香りだけを油に移すイメージ。

ニンニクの香りが立ったら、トマトとツナを加える。パスタの茹で汁をお玉1杯ほど入れ、軽く温める程度でOK。トマトは潰さず、形を残す。

茹で上がったパスタをフライパンに移し、塩・黒胡椒で味を整える。ソースを吸わせるように、優しく混ぜる。ここで味見が大切。薄ければ、塩、胡椒を加える。胡椒はたっぷりがおすすめ。

火を止め、刻んだパセリをたっぷり加えて全体に絡める。

皿に盛って完成。一口食べると、まずトマトの水分、次にツナの旨味、最後にパセリの香りが抜けていく。派手なソースも、濃厚なチーズもない。それなのに、なぜか箸が止まらない冷蔵庫にツナとトマトがあったら、これを作らない理由がない。静かにうまい、ローマの家庭パスタ。

ワインとの相性が最高。トマトの酸とツナの旨味がワインを呼び、ワインの酸がまたパスタを軽くする。
「今日は重たいパスタじゃない」
そんな夜に、迷わず作ってほしい一皿。ローマの空気を、静かに楽しめるパスタだ。
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最後までご覧いただき、あリガトーニ。