先日記事をUPした現代自動車のヒョンデモータースタジオ程の規模ではないですが、現代傘下で韓国No.2の起亜自動車も旗艦ショールーム的なものがあります。

狎鴎亭「KIA360」
場所は高級ブランド店や美容整形外科が集まる江南の一等地、狎鴎亭(압구정/アックジョン)。
国内事業本部が入るビルの1階がカフェと展示スペースになっています。


起亜は現代の傘下にあり、良才洞には両社の本社ビルが並んで立っています。2社合わせての韓国シェアは9割に迫るそうで独禁法的にはどうなっているんだろうか。

ヘリテイジ展示
私が訪れた際は”Kia Heritage Exhibition”と題した展示が行われていました。

マツダのボンゴベースの起亜ボンゴ。
マツダの三輪トラックをノックダウン生産することから起亜の自動車事業は始まり資本参加を受けていた時期もありました。

本家マツダ・ボンゴがダイハツ/トヨタのOEMになってしまった一方で分家の韓国版は健在。近年はEVトラックなどもあって独自進化しています。


回転対座シートが時代を感じさせてくれます。

ボンゴEV。全羅南道の港町にて。

国版フェスティバ「プライド」も展示されていました。




旧車文化が余り無い韓国ながらプライドは偶に見掛けます。
済州島で見掛けた一台。BBSのホイールにもオーナーの愛情を感じます。

拙宅近所に停まっていたワゴン版。


1993年登場のSUV「スポーテージ」。


現行のスポーテージ。

パネル+模型による歴史の展示。

スーパーカブのライセンス生産も行っており、後のDAELIM HONDAの源流になっています。







映像のスライドショーにはファミリアの韓国版「ブリザ」も出てきたりして興味深いものでした。










現行車の展示
先ずはEVから。
マツダ程ではないものの起亜も近年のネーミングが単純。小型SUVの「EV3」。


このスタイルですがトランクが独立したセダンのEV4。



韓国車では初めて欧州カーオブザイヤーを受賞したEV6。
斬新なデザインながらソウルではタクシーでも使われています。



3列シートの大型SUV「EV9」。

続いてはエンジン車。
アルファードより大きいミニバン「カーニバル」。シエナやUSオデッセイの市場狙いだと思います。考えてみると「大きいミニバン」っておかしなフレーズだな。

展示されていたのはハイルーフの豪華仕様。



これもデカい「タスマン」。アメリカ市場には投入していないそうで、いすゞD-MAXなどのライバルでしょうか。



現代サンタフェの兄弟車「ソレント」。

こちらは現代ソナタの兄弟車のK5。

大型FFセダンのK8。この上にFRの高級車K9もあるものの売れていない模様。同じFRプラットフォームでカルト的人気があったスティンガーはディスコンになりました。

2017年ソウルモーターショーでは起亜イチ押しだったスティンガー。


韓国で一番安いクラスのレンタカーを借りると出てくるモーニング。
キャスパーで復活するまで軽自動車の生産を長年止めていたヒョンデに対し起亜は定番であり続けています。



韓国唯一の軽ハイトワゴン「レイ」。



以上がKIA360で見た展示です。規模は大きくないものの韓国車ウォッチャーとしては楽しめる内容でした。