昨年10月末、用あって韓国南部の晋州市を訪れたところ偶々「晋州南江流灯祭り」の直後で、城のライトアップや祭りの灯篭を見ることができました。

晋州南江流灯祭り
公式サイト(日本語有り)の説明から抜粋。晋州城は秀吉の朝鮮出兵で攻防戦のあった城と、その南を流れる南江が会場になっています。
晋州南江流灯祭りは、壬辰倭乱(文禄慶長の役)の晋州城戦闘で倭軍が川を渡るのを阻止し、家族に安否を伝えるために南江に流灯を浮かべたことに由来します。
晋州南江に灯籠を流す流灯行事は、壬辰倭乱3大捷の一つである晋州大捷が起源である。
壬辰年(1592年)10月、晋州牧使の金時敏将軍をはじめ、3800人余りの守城軍と晋州城に侵攻した約2万人の倭軍とが行った第1次晋州城戦闘は、6日間続いた。 激しい攻防の中、晋州城の守城軍が漆黒のように暗い夜に南江に流灯を浮かべ、南江を渡ろうとする倭軍を阻止する軍事戦術として、一方では城外の家族に安否を伝える通信手段として使われた。
晋州城門前の広場。朝鮮時代の様子が「ねぶた」にも通じる灯篭で表現されています。






城門をくぐり中に入ります。

こちらは日本で言えば昭和的な市民の風景。

城に沿って流れる南江に浮かべられた灯篭。水面レフが何とも綺麗です。


イカゲームやカカオトークのイモティコンなどのKカルチャー。





定番商品。ブルダック炒め麺の黒いカップも上手く灯篭化されてます。



左に川を見ながら城壁を登ってゆきます。








入ったのとは別の城門から出ます。



点心で一杯やる
夜は点心が旨いと評判の北京荘という中華屋で一杯やります。

厨房にせいろが積み上げられ、その向こうではお姉さん達が点心を巻いています。

ソウルでは見掛けないけど、慶尚道では定番の焼酎「チョウンデイ」。

点心では特に左上の蟹焼売が旨かった。




海鮮のユサンスル(溜三絲/유산슬)と韓国中華の定番タンスユクも良い感じです。


晋州ゲストハウス
晋州で泊まったのはその名も「晋州ゲストハウス」。小綺麗でオーナーも親切な良い宿でした。

ビールとポテチで軽く2次会をやってこの日は熟睡。






晋州城と国立晋州博物館
晴天に恵まれた翌朝、改めて晋州城を訪れます。


文禄・慶長の役で激戦地だったため慰霊碑などもあります。


昼行燈と言いますが、やはり灯篭は夜見るに限ります。


矗石楼(촉석루)という、見たことのない漢字の入った建物。




城内の国立晋州博物館にも行ってみます。

入場無料ながら立派な博物館です。


やはり文禄・慶長の役関連の展示が多め。説明文の考察が意外に冷静で客観的でした。



朝鮮通信使の行列図。


そろそろ12時、昼食を食べて晋州を後にします。

民家で家庭料理定食を食べる
NAVERの評点が高かった고향밥상/コヒャンパプサン(≒故郷食膳)という店でお昼にします。

一戸建てが並ぶ住宅街にあり、中は民家を食堂に改装したような雰囲気。


営業は11:30~15:00のランチのみ。近所の料理上手なおばさん3人程でやっているようなアットホームな雰囲気の店でした。

注文したのは看板メニューらしい「故郷定食」。カレイの煮付け、スンドゥブチゲ、チェユクポックム(豚肉の甘辛炒め)に各種おかずが付いて1万ウォン/人はお値打ち感高し。



以上、特に見所などに期待して訪れた訳ではなかったものの、望外に楽しめた晋州でした。