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「練習しないで、字がうまくなる!」(阿久津直記)

私は生まれつき左利きで、箸やハサミなどの生活用品はすべて左手で使うが、文字だけは右手で書くように幼い頃から書道を習わされた。昔は左手で文字を書くことがよろしくないという風潮だったので、私のように右手で文字を書くよう矯正された子どもは多かったのではないかと思う。そのせいなのか、元々なのかは分からないが、子どもの頃から字が下手でコンプレックスを感じていた。昭和の時代は会社の書類も手書きが主流だったので、事務職の私は一覧作成や議事録作成がとても辛くて、ワープロが普及し始めた時には小躍りしながら必死で操作を覚えたものだ。

それでも、年齢を重ねるごとにそれなりに見られるような字にはなってきたが、今でも文字を書くのは苦手で達筆な方の手紙などを見ると、とても羨ましく思ってしまう。

先日、書評で知って読んだみたのが、阿久津直記さんが書かれた「」という一冊。必要なのはひたすら練習することではなく、書くときの意識や考え方が大切だという趣旨の一冊だ。阿久津さんは「」も出されているが、それでも「練習帳でひたすらお手本を真似しても上手くならない」としている。必要なのは考え方なのだという内容だ。

本書でかかれているのが、まずはペン字業界に関する裏話。なぜペン字の通信教育が長続きしない人が多いのかなど、読み物としてもなかなか興味深い内容だ。次に書かれているのが、字が上手くなるための筆記技などの話。ボールペンは単に書ければ良いのではなく、選ぶべき理由があるというのが文房具付きの私にとっては興味深かった。そして最後に書かれているのが、字をうまく書く方法。「毛筆の書き方を心がけることで字がきれいに見える」「文字はゆっくりと書くことできれいになる」「縦線を意識して書く」など、字が上手くなるためのメソッドが書かれている。正直言ってこのメソッド部分だけで本書の趣旨としては十分なような気もするが、文字ビジネスや筆記具などに関する読み物として読むのであればなかなか楽しく読める一冊だ。

ただし、もともと文字の練習をしている人やある程度上手な人向けの内容だなと感じる部分も多くて、練習帳である程度練習してから本書で文字の書き方を頭に入れるというのが良さそうだ。「練習しないで字が上手くなる」のではなく、「無駄に練習量を増やさなくても文字が上手くなる」ということなのだろうと感じた。

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