よくある質問で、「あなたのお気に入りの本を三冊選べ」ってのがある。
もちろん、人類史上(東アジア視点で)、重要なものは「聖書」、「金剛般若経」、「大学」だと思います。
聖書についてはいわずもがな。英語で、「THE BOOK」っていうと、聖書になるくらいですし、「金剛般若経」は、皆が葬式やら法事やらでよく聞く「般若心経」の長いバージョンです。「大学」は儒学の聖典が四書五経ありまして、その9冊のうち、最も基礎的なテキストです。
次点で、「毛沢東語録」とかもあると思うのですが、有史以来の読者数だと、この三冊かなぁ。なんか、宗教とか思想とか、きな臭いですね笑。
自分の部屋にある本で気に入っているのだと、「わが青春の友、ヒトラー」(著アウグスト・クビチェク)、「ミリンダ王の問い」(中村元訳)、「ファシスタたらんとした者」(西部邁)ですね。
「わが青春の友、ヒトラー」は、貧乏な頃のヒトラーとルームシェアしてた、ヒトラー唯一の友達の手記でして、若い頃のヒトラーが、本当に陰キャ極まる、良いキャラしてるんですね。
「ミリンダ王の問い」のミリンダ王は、アレクサンドロス大王がインドまで遠征した後に、現地を統治することになったギリシャ人の王で、当然、アリストテレスとかのギリシャ哲学の素養をもっていたので、そのギリシャ的知見でもって、現地のバラモンと対話していく話です。
またの名を「インドとギリシアの対決」。ただ、後世の創作であるらしいです。そこも踏まえて読むと面白い。
「ファシスタたらんとした者」は、2018年に自裁した評論家、西部邁の自伝で、現代人離れした、凄まじい思想性を感じられる良い本です。
西部邁死後、文壇はもう終わっちゃってることを考えると、最後の職業評論家といっても良い。
最近、趣味としての読書はしてないのですが、たまには読書もいいもんですね。漫画は8000冊以上読みましたが、字の本は5000冊くらい読みました。読んだが、全然覚えてないのが多い笑。