
ドーミーインの朝、iPhoneのアラームで目を覚ます。
夜中に口がカラカラになって起きる。(喉が渇くのではない)
暖房はオフって寝るべきだった。
羽毛布団なのでドーミーインの部屋着だけでも十分に温かいはずだ。
乾くのは夜鳴きラーメンを食べたせいかもしれないが…。
温泉にじっくりつかって髭も剃る。
さっぱりして朝食会場へ。
都市部ではファミレスもカフェもあるので、割高のホテルの朝食はとらない方針だったが、
ことしの2月に泊まった八戸のドーミーインの朝食はかなりよかったので今回はつけた。
そういえば、2年前に泊まった同じ福井のホテル(リバージュ・アケボノ)の朝食も美味しかった。
おろし蕎麦、ミニ海鮮丼、ソースカツのともにミニサイズでいただいた。
満足、おいしい、ドーミー朝食は正解でした。

きょうの旅程は…
福井駅〜🚃えちぜん鉄道〜観音寺駅〜🍶田辺酒造にて試飲、購入〜観音寺駅〜🚃えちぜん鉄道〜永平寺口駅〜阿部&野村氏と合流〜🚕タクシー〜「黒龍 ESHIKOTO(えしこと)」試飲&「山や」で昼食 〜🚕タクシー〜永平寺口駅〜🚃えちぜん鉄道〜福井駅〜🚶徒歩〜🍶常山酒造にて試飲〜🚶徒歩〜福井駅〜🚄北陸新幹線〜JR敦賀駅〜🚆サンダーバード〜JR大阪駅〜🚞普通〜JR西宮駅
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駅前のティラノの前でしばし撮影タイム。
はや川できのう1個だけ買って食べた羽二重くるみを土産用に6個入りと1個買う。
切り落とし(端っこ)をおまけに貰う。(嬉)
勝山行きは子どもたちの団体や家族連れでそこそこ混んでいた。

観音寺駅(かんのんでら)で下車。
無人駅ではなく駅員さんがひとりいた。
駅舎を出て町を歩く。
雨はやみ、うららかに晴れている。
使われていない古い木造の蔵が残っていて、なかなか風情のある町。
フォト日記でご覧下さい。
いかにも旅行者らしい僕は風景から浮いている。
目当ての酒蔵はすぐ近くだった。

田辺酒造という蔵。
(土)(日)は角打ち営業しているらしいが今日は平日。
試飲出来るかどうかわからなかったが、戸を開けてズカズカ入る。
有料試飲500円と記してある。
店の人を呼んで試飲したいと告げる。
やがて向かいの作業場から若旦那らしい人がやってきて、すぐに6本くらいの一升瓶を並べる。

「越前岬」という銘柄。
五百万石や山田錦、福井特産の「さかほまれ」という酒米を使ったもの。
純米、特別純米、純米吟醸、無濾過原酒、純米大吟醸 などなどを嗜む。
全部美味しい。
しあわせな試飲時間を過ごした。
中には四合瓶で5000円以上のものもある。
おいしい。
おいしいが、2000円くらいのものとの差はよくわからない。
1600円の特別純米と2000円ほどの無濾過原酒を買う。
駅舎に戻る。
「きょうはあったかいな」
「雪ないのが助かるわ」
待っている地元のおばあさんと駅員さんの会話を聞きながらで永平寺方面の電車を待つ。
永平寺口で下車。
かつての古い駅舎の展示を見て阿部氏らを待つ。
今はバスやタクシーでしか行けないが、かつては京福電鉄が永平寺まで延びていたことを知る。

阿部&野村氏と合流、タクシーで黒龍の ESHIKOTOという施設へ行く。
松岡交通の運転者のおっちゃんが話好きで楽しい。
2000年、京福電鉄が二度の正面衝突事故を起こす。
当時の運輸大臣(のちに国土交通大臣)の扇千景が営業停止を命じた。
「扇千景が営業したらダメ!というたんや」
二度の事故って親会社の京阪電鉄や京福の企業体質もあったのだろうな、と想像する。
いったんは廃止となった。
でも、この鉄道がないと地元の人間は困る。
ということで、2002年に沿線の自治体が共同で運営する現えちぜん鉄道が誕生したのだという。
えちぜん鉄道(えち鉄)、施設は京福電鉄、会社は意外に新しいのだ。
その顚末から先は映画「えちてつ物語」になっている。
そういえば電車に女性の車掌さん(アテンダント)が乗っていたことを思い出した。



ESHIKOTO 石田屋という日本酒テイスティングバーに行く。
1500円(高い!)で2種類の「黒龍」の高級酒が試飲出来る。
おいしい。
けど、値段の価値はわからない。
田辺酒造の人が「試飲は一口くらいでいいので何種類も飲みたいですもんね」と言ったのを思い出す。
でもまあ、バーの雰囲気を味わうのと一本10000円以上の酒を味わえれば、それもまた冥土の土産じゃ。
同じエリアにある蕎麦処「十割そば 山や」で昼食。
ここにも日本酒メニューはあるが高いので瓶ビールにする。
昨日の昼、きょうの朝食に続いての おろし蕎麦 。
この「山や」の蕎麦も美味しい。


福井に来るのは夏が多かった。
白山や取立山、赤兎山などの山登りで、福井駅からレンタカーで、あるいは8月のナイト陸上の観戦。
冬に来ると雪景色を期待したが、昨今は雪が少ない。
それでも九頭竜川の上流方面の山は雪をかぶっていた。
白山に連なる尾根か、あるいは前山(前衛峰)の経ヶ岳、赤兎山あたりか。


駅へ戻る。
松岡交通のタクシーを呼ぶ。
こんどの運転手も話好き。
助手席に野村さんが乗ると「お、ええ匂いさせてますな」
日本酒かビールかな。
旨い蕎麦の話になる。
「わたしら運転手の中では一番旨いと評判なんは福井駅の駅そばです」と言う。
あの今庄そばだろう。
「秋吉いう焼き鳥もいいです」
これは何度かリピートした。
地元の運ちゃんとの会話は楽しい。
えちぜん鉄道で福井へ戻る。
お二人は今回まだ酒蔵そのものへは行ってないということで福井駅からで歩いてける蔵へ行く。
駅からほぼ1キロ、「常山酒造(とこやま)」。
ここの銘柄は「常山(じょうざん)」という。



1100円の有料試飲で4種の高級銘柄が飲める。
グラスもついている。
カード式のサーバーだが、注ぐボタンがなかなか反応せずに手こずる。
あれやこれやとやって、味わう余裕がない。(笑)
黒龍も常山も試飲は純米大吟醸などがメインだが、そんな高級なのでなくていいので、まずはメインの銘柄から、
少しずつグレードを上げて何種類も味わいたいものだ。

ふたたび歩いて福井駅へ。
新幹線の時間まで1時間ほど駅ビル内で過ごす。
僕はヒロの友人へ福井産の酒を送り、駅の立ち食い「今庄そば」でやまかけ蕎麦を食べ、
角打ち「みずもと」で早瀬浦を飲む。
つまみにしたオニタマ(ゆで卵にオニオンのソースをかけたもの)も旨い。


値段設定が微妙で、JRを大阪まで通しで乗る新幹線と違う会社の在来線はさほど変わらないのだ。
時間があったので屋上広場へ行ってみた。
フクイラプトルが越前がにを咥えていた。(笑)
でも、誰も人のいない屋上広場にはもったいない。


訪ねた蔵は3つ、飲んだ酒の種類はワンカップの「聖」、善甚で「早瀬浦」
試飲の「越前岬」6種、「黒龍」2種、「常山」4種、食べた蕎麦(夜鳴きそば含む)は5食。
今庄で旧国鉄の産業遺産、永平寺口でかつての京福電鉄からえちぜん鉄道の歴史、
酒類と鉄分も補給した一泊二日でした。