きのう行った京都の昼吞み限定酒場「ザコトラ商店」のこと。
もともと川魚などの問屋で、店には今も「活鮎、淡水魚、野鳥類 問屋 (株)ザコトラ商店」と書かれている。
野鳥類とは何だろう?
うずらや雉、鴨などの食肉用の鳥だろうか。
京都の名酒場「赤垣屋」の四代目が店をあえて改装せずそのまま酒場にした。
大きな水槽や冷蔵室もそのまま、客はビールケースのテーブルと椅子で飲む。
料理は簡単な揚げを炙ったものや、焼き魚やかしわなどが黒板にあって小さな七輪の炭火で炙って食べる。
料理のレベルは赤垣屋に負けてない。
僕が食べた焼き穴子は生魚からさばいて骨抜きをして焼いてくれる。
すだちと塩と本山葵が添えられている。
そのままでも食べられるし、七輪でもう少し炙るのもいい。
日本酒に合う。

四代目は赤垣屋ではお燗番でもある。
ここ「ザコトラ商店」でも燗酒が飲める。
他の客が頼んだ酒に燗をつけているところを見た。
銘柄は「玉櫻」、島根県の地酒だった。
ちいさな酒燗器に錫か銅のタンポをつける。
お猪口に少しだけ注ぎ、口にして温度を確かめる。
それを二度ほどして客に出す。
その所作が赤垣屋と同じで、こんなカジュアルな店でもそーなんだ、と感動する。
「ザコトラ」侮れない。
土曜日、午前中はメジャーリーグ中継。
リーグ優勝決定シリーズ第4戦に先発した大谷翔平が一昔前の少年マンガの主人公そのものの活躍。
普段、メジャーリーグ中継が見られない施設在住のマサオもきょうは地上波で見た。
「大谷翔平またホームラン!なんだ〜こいつ!!」とLINEを寄こす。
終日グズついた空模様。
夕方、雨の止み間に周回コースを反時計回りに走る。
走りながら中島みゆきの古いアルバムが聞きたくなるが、レコード会社の関係なのかサブスクでは聴けない。
哀しく侘しい歌謡曲の気分。
「池上線」(西島三重子)、私鉄沿線」(野口五郎)、「積木の部屋」(布施明)を続けて聴いた。
今月50キロを越える。

夕食はカレー饂飩。
夜、ウイスキーを飲みながらNetflixドラマ「匿名の恋人たち」#4と#5を観る。
何度も書くが主人公のハン・ヒョジュを観ることが唯一の視聴動機です。


みすぼらしい姿にも…この人きれい、と思った。

購読中のブログで村山元首相のことが書かれていた。
寄せ集めの政権で何も出来なかったが、「村上談話」はかの戦争は「侵略戦争」で「植民地支配」で、
「アジア諸国へお詫びの気持ち」で謝罪した日本で初の(もしかして最後の)、言語化だったとある。
こんな当たり前のことが言えなかったのだ。
地獄のような連立政権が生まれようとしている。
映画を見ているようだ。
悪と悪はこんなふうに結びつくものなのか…。
誠実な「村上談話」からもっとも遠い日本初の首相を見ることになるのか。
しばらくテレビラジオ新聞であの顔を見ることになると思うと鬱になる。