
朝の体重計測、まさかの71.10キロ!!!
一時70キロ超になったが、ここんとこは69キロ台が続き平均でも70以下をキープしていたのに…。
きのうのビール&コロッケ、ああいうのが積み重なると増量必至なのだろう。
でも、自分の場合、食べたら増えるのはむしろ健全の証拠だと思ってしまうのが糖尿病あるあるなのだ。
減るより増える方が自然でいい。
それも過ぎれば不健康になるのだけど。
きのうあたりから気分的にダウナー。
そんなときに思うあれこれ。
・アルコールは少量でも胃腸に負担がかかるのは事実。
メンタルな効果に期待しなければ飲まない方がいい。
老人になると毎日飲まない人が多いのは分かる。
感覚的には一日飲んだら二日休むくらいがいいのかなと。
・飲料水やコーヒーを淹れる水は水道水でいい。味の違いがわからない。
蛇口から出る水は十分飲むに値する。できれば程よく冷えていればいい。
・同じく珈琲豆も家で飲む分には100グラム1000円近くするスペシャリティーコーヒーは要らない。
家飲みはスーパーのブレンド豆(粉)で十分おいしい。
たまに同じブレンドを豆で買って挽きたてで淹れたらいいと思う。
・サブスクサービスの課金状況を精査した。
この確認作業がいっきにやったら想像以上に消耗した。
いま入ってるサブスクリプションにどんなサービスがあって、いくら払っているのか?
それが分かっただけでもよかった。
いまはこの手のチェック作業も脳や目に負担がかかるので一気にはやらないこと。
それも再確認できた。
きょうはずっと家にいようと決めた。
午後、なにげなく見始めた映画がよかった。
ちょっとだけ救われた気がする。
『枯れ葉』@U-NEXT
フィンランドの名匠アキ・カウリスマキが5年ぶりにメガホンをとり、孤独を抱えながら生きる男女が、かけがえのないパートナーを見つけようとする姿を描いたラブストーリー。厳しい生活の中でも生きる喜びと誇りを失わずにいる労働者たちの日常をまっすぐに映し出す。
フィンランドの首都ヘルシンキ。理不尽な理由で失業したアンサと、酒に溺れながらも工事現場で働くホラッパは、カラオケバーで出会い、互いの名前も知らないままひかれ合う。しかし不運な偶然と過酷な現実が、2人をささやかな幸福から遠ざけてしまう。
「TOVE トーベ」のアルマ・ポウスティがアンサ、「アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場」のユッシ・バタネンがホラッパを演じ、「街のあかり」のヤンネ・フーティアイネン、「希望のかなた」のヌップ・コイブが共演。2023年・第76回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞。2023年製作/81分/G/フィンランド・ドイツ合作 劇場公開日:2023年12月15日

チャーミングで後味のいい映画だった。
カウリスマキ監督作で僕が好きなのは、他の人とは違うけもしれないが、
「真夜中の虹」(1988年)、「浮雲」(1996年)の二作。
この「枯れ葉」(2023年)がアキ・カウリスマキ映画のマイベスト3にランクインです。
ヒロインはいつもカウリスマキ作品に登場する不機嫌な中年女優さん(カティ・オウティネン)ではなかった。
ちょっとだけ若くて、ちょっとだけキレイめの人。
アルマ・ポウスティというトーベ・ヤンソンの自伝的映画で主人公を演じた女優さん
この人のたたずまい、雰囲気に惚れてしまった。
顔立ちはナオミ・ワッツに似ている。
カウリスマキ映画なので、ほぼ無表情だが、先日亡くなったダイアン・キートンにも似てるかな。
「TOVE トーベ」が見たくなった。
ほぼ無表情、カウリスマキ映画的な感情表現のその控えめさがむしろ好ましい。

ところで…
この映画が映し出すフィンランド、おそらくヘルシンキは現代なのだろうか。
風景はくすんで、新しいものや華やかなところは一切なく、社会主義国家の街を思い起こす。
携帯電話はある。
一昔前のヘルシンキ?
いや、ラジオから流れるニュースではウクライナ戦争の犠牲者が増えていくのは現代なのだろう。
でも、僕も行った2007年のヘルシンキはこんなに無彩色で古ぼけてはいなかった。
これはアキ・カウリスマキが描く舞台装置なのだろう。
そうだ。
奇しくも僕が最後に行った外国はフィンランドのヘルシンキだった。
ラグビーワールドカップをウエールズで観戦した帰りにヘルシンキで3泊して、
オリンピックの会場となった古い陸上競技場や船で湾内にある動物園に行ったり、ジャズのライブを聴いたりした。
観光案内所で美人のスタッフに「ヘルシンキは冬がいいわよ」と言われたことを思い出す。
あれから二十年近く外国へ行ってない。
もしかしてフィンランドが最後になるかもしれない。
最後の異国がフィンランド。
いいかもしれないし、よくないかもしれない。
それは自分次第です。
些細だけど刺さったポイントをいくつか。
フィンランド語版の「朝の雨」がいい。
そういえば「真夜中の虹」でもラストにフィンランド語版の「虹の彼方に」が流れた。
保護した犬がカワイイ。さみしげで嬉しげでいい。
ラストシーン、松葉杖の男と犬を連れた女の後ろ姿。
「犬の名前は?」「あるわ、チャップリン」
わん!と犬が鳴く。
流れるのはもちろんフィンランド語版「枯葉」でした。

あいかわらずの名人芸、オフビートな会話もキレ味がいい。

「希望のかなた」でシリア難民を演じた山田孝之似の俳優もチョイ役で出ていた。
底辺の労働現場にはイケてる人々は一人も出てこない。
劇中、バーでライブ演奏をする二人組もいい。
実在のテクノポップバンドだという。
歌っている曲は一昔前の昭和歌謡のようでした。
ダウナーな気分の時、まさかのアキ・カウリスマキ映画に救われた。
救われたいと見た映画ではないけど、人生そんなものです。
気分が晴れたら走りたくなった。

チャップリン研究者の人がゲストで映画「独裁者」についての話。
1940年に公開されたこと、制作者チャップリンの決意について。
知れば知るほど感動する。
そういえば「枯れ葉」の犬がチャップリンだった。
