
担当週なら木曜日は終日仕事だが、今週は非番。
きょうはヒロが友人と近所の美術館へ行き、ランチを自宅で振る舞うという。
おっさんはオバさん二人女子会には邪魔なので、これ幸いと映画を見に行く。
ひさびさに神戸新開地の名画座「パルシネマしんかいち」で二本立て。
かつては当たり前だった二本立て上映だが、いつのまに珍しくなった。
新開地も久しぶり、時間もたっぷりあるので散策したい。
JR神戸から地下通路を歩いて高速神戸経由とかつてパルシネマへ行く時の定番ルート。
11時、地下の「よつばや」でピロシキを3種(ロシア、カレー味、焼きそば)買う。
11時55分上映の「WE LIVE IN TIME この時を生きて」と「1ST KISS ファーストキス」を観る。
先に言ってしまうと、2作ともちょっと期待外れでした。

この二本立て、観たいと思った理由はある。
「WE LIVE IN TIME この時を生きて」はA24の作品であること。
「ブルックリン」の監督であること、ヒロインがフローレンス・ピューであること。
こんな宣伝文句がネット記事にあったが、まったく泣けなかったし、特に心動くシーンもなかった。
「WE LIVE IN TIME この時を生きて」
久々にこんなに泣いた仕事にならないくらい泣いた
1日1日を大切に生きると、人はこんなに幸せになれる
映画ファン必見レーベルA24がほれ込んだ感涙の物語
人生の岐路で何度も観返したい一生大切にする1本
え?どこが?
僕がおかしいのだろうか。
管理している要介護友人の映画ブログ「マサオのシネマ日記」でも、たまにあるが、
評価の高い作品でも 自分には退屈な凡作にしか思えなかった という感想がある。
(実際にはもっと有り体に つまらんかった、であるのだが)
「ファーストキス 1ST KISS」は脚本が「花束みたいな恋をした」「怪物」の坂元裕二だった。
これも期待したが、うーむ…。
会話劇は坂元氏らしくていいのだけれど、タイムスリップものだが設定が安っぽい。
過去と未来を知っているという前提で感じる想いがテーマなのだろうけど。
同じ松たか子と森七菜の出演作でも岩井俊二の「ラストレター」が良かったので期待してしまった。
夫婦の倦怠期(離婚直前)で、ある日、喧嘩をした。
その日、気まずく別れて、それが今生の別れになる、ということは現実にはあるうる。
妻が死んだ これぽっちも泣けなかった そこから愛しはじめた
このコピーが映画を集約していた。
この「ファーストキス」もそんな別れをして、その人を失い、恋の始まった頃を思い出し後悔する。
あのころは…と振り返る感情は悪くない。
でも、この映画には、その心地よい切なさを感じることが出来なかった。
パルシネマのホームページに、この名画座がロケ地になったCMが紹介されていた。
このCM、ほぼ全てが神戸と阪神間で撮影されている。
見終えたのは4時過ぎ、三宮高架下「鮨一(すしかず)」へ予約の電話を入れる。
開店まで少し時間ある。
せっかく新開地へ来たので「世界長直売所」で大吾郞チューハイと枝豆。
白髪の親父さんがカウンターに立っていた。
6時前に「鮨一」へ行く。
おまかせ八貫と梅錦一合。
きょうは珍しく食べ終わるまで店に自分一人だけだった。
追加で烏賊と卵と鉄火の手巻き。


これまでも何度かパルシネマで二本立てを観た。
5年ほど前までは、そのあと三宮の銭湯へ行き、ポーアイまでジョギングしたりしていた。
今はそんなパワーがない。
*追加写真あり 新開地、湊川散歩はフォト日記で。

かつては古本屋エロ本エロビデオ屋が並んでいたなあ。





公園前の世界長はシャッターが閉まっていた。




高架下の「梨園」が懐かしい。


