
伊与原新「月まで三キロ」の表題作の主人公は人生に行き詰まった五十間近の男。
若い頃は女の子を誘う店を必ず下見するような用意周到なタイプだった。
不測の事態に恥をかきたくない小心者ゆえ、ということらしい。
その主人公が言う。
「人生も下見できたらいいのに」
いま、すごく分かる。
人生の下見はともかく、仕事も遊びも、いまは下見が必須。
失敗したらダメージが大きいので失敗したくない。
臆病になった。
人生の下見とは?考えた。
自分はいつもどんな局面でも「これは下見だ」と考えていた節がある。
これはまだオレの本番じゃない、と。
仕事をしてても覚悟はなく、これはまだバイトみたいなものだ、とか。
遠い海外を旅していても、これは下見で、次に来るときが本番だ、とか。
当時流行った用語でいえばモラトリアム(執行猶予)。
モラトリアムだと思ったいたすべてがガチの本番だった。
ときすでに遅し。
きょうは長い一日。
朝イチで収録、午後からポスプロ編集。
梅田のグランフロントから編集スタジオの東通まで炎天下を歩く。
タイムを測ったらジャスト10分だった。
10分の耐久ウォーキング。
朝10時から収録準備、夜19時半過ぎに終わる。
ヨドバシ梅田のリンクス地下にある「酒の美術館」でマルエフ生と神戸ハイボール。
大阪駅のベンチでコンビニおにぎりを食べて〆とする。
西宮駅から9月にライブへ行く予定の斎藤哲夫の曲をうたいながら帰る。
高校時代、浪人時代に朝刊配達のバイトをしていた。
まだ薄暗い早朝に部屋でアルバム「バイバイ・グッバイ・サラバイ」を小さな音で聴いた。
ウォークマンなんてまだ無い時代、LPレコードだった。
そのアルバムはまだ持っている。
ジャケットは当時どこにでもいそうな若者、似たような風貌の友人は何人もいた。
まだ存命だった祖父が、🎵 遙か遠く君の歌が聞こえる… という歌いだしを聴いて
「ヒロシのが歌上手いな」と言った。
裏声になってかすれるところが変に思ったのだ。
吉田拓郎がカバーした「されどわたしの人生」を歌う。
🎵 もうどうでもいいのさ つまらぬことは考えないで
これからの道を急ぐのさ それがもっとも肝心さ
長く暑い一日を終わり 振り返るときはすべてが灰色に…
この歌をうたった十代の僕は何を感じていたのだろう。
つまらぬこととは?
これからの道とは?
自転車で夏の夜道を走りながら遠い昔は思ってしまった。
7月が終わった。
旧暦ならまだ閏水無月の七日だ。
太陰暦には閏月(うるうづき)があるのだ。
葉月は葉が落ちる頃を指す。
ことし旧暦で葉月になるのは9月22日になるのだ。
まだ葉は落ちる季節ではない。
ましてや8月=葉月はかなり無理がある。
無理があるが、無理やり太陰暦を太陽歴を合わせるとそうなるのだ。
卯月は卯の花が咲く季節だが、4月は桜の季節で、梅雨の季節は皐月だが5月はまだ梅雨ではない。
では、七月のあとがき
特筆すべきは6月末から始めた朝の散歩習慣だろう。
エンジンのかかりが遅く、夕方になってようやく動けるようになったり、
あるいは昼過ぎからぐったりバッテリー切れしたりするのはなぜかを考えた。
人間は夜行性ではないから生き物として朝にちゃんと身体も起こすのが真っ当である。
そう考えて、最初は無理しない程度に動こう。
それにはまず朝の散歩、次にバイク、動けばランニング。
…と思い立ち朝活を始めた。
幸いにもほぼ毎日続いた。
・「からだ」について
・「愉しみ」について
・「しごと」について
「からだ」
上記のように朝のスタートが早くなった。
どうせ昼寝するのなら、朝の目覚めを早めて、朝のデスクワークを充実させよう。
夏は日本酒やウイスキーを飲みたいとは思うことがない。
ならばノンアルコールビールで休肝日を作る。
夜も眠くならず有り難い。
ただ、寝る前のパソコンは避けたい。
今後の課題とする。
「愉しみ」は以下の8件。
・4日-7日 🏃陸上の日本選手権のソロ観戦ツアー神宮外苑3泊4日
・16日 🎬「スーパーマン」」@TOHOシネマ西宮 MX4D
・17日 🎬「ハルビン」@MOVIXあまがさき
・20日 🔥 えびす萬燈籠へ行く。
・21日 🎬「罪人たち」@リーブル神戸
・22日 🎬「フォーチュンクッキー」@リーブル神戸
・23日-25日 🚃 🌼 飛騨高山2連泊 乗鞍畳平を歩く
・25日 🎤歌怪獣襲来ツアー島津亜矢コンサート@あましんアルカイックホール
その他、「ある行旅死亡人の物語」、高橋源一郎「ラジオの、光と闇 」、伊与原新「八月の銀の雪」などを読む。
You-Tubeで「ターミネーター2」「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」など
を見返す。
「しごと」
「あすリート 」のXゲームズ企画を編集、仕上げする。
二週分チーフDを休み、月末に8月2日放送分を担当、前後半のみ仕事モードで、真ん中2週を休めた。
今後はほぼ隔週でチーフDを担当する。