
6月23日、80年前に沖縄戦で旧日本軍が敗れた日。
何をもって終結としたのだろう。
岡本喜八の映画「沖縄決戦」を見たが、正確には憶えてない。
牛島中将の自決?
朝から雨。
さくら夙川駅まで歩く。
途中の公園、川添公園というのか、その生け垣のクチナシがしっぽりと濡れていた。
思えば、クチナシという花は歌謡曲きっかけで、その香りの強さで若い頃から知っていた。
台湾出身の漫画家でイラストレーターの高妍(ガオ イェン)がゲストだった。
高妍(ガオ イェン)はまだ30歳にならない若い女性で、片言の日本語が可愛い。
「緑の風」「隙間」という作品が紹介される。
そうか、彼女は村上春樹の「猫を棄てる」のイラストの人か…。
彼女も村上春樹のファンだという。
出勤して編集の準備をする。
最近はなるべく仕事は会社のデスク、パソコンでするようにしている。
夕食は社員食堂でかけうどん。
さくら夙川駅からの帰り、雨は上がっていた。
ラジオでNHK「ジャズ・トゥナイト」を聴きながら、ローソンで買ったトリハイ缶を飲む。
歩き吞み?
ギターのケニ・バレルの特集が夜の闇に合う。
帰宅後、ぺこりーのさんのYou-Tubeを観る。
若き日の夏の思い出はクソばかりだという話。
年老いてからの数倍はビビッドに傷つく。
いまは傷ついたことさえ懐かしい。
それがクソな思い出だとしても、愛おしい。


時の流れは無慈悲である、と。
純白の花と茶色く朽ちてゆく花のコントラスト。
村上春樹の短編の冒頭を思い出す。
歳をとって奇妙に感じるのは、自分が歳をとったということではない。
かつては少年であった自分が、いつの間にか老齢といわれる年代になってしまったことではない。
驚かされるのはむしろ、自分と同年代であった人々が、もうすっかり老人になってしまっている……
とりわけ、僕の周りにいた美しくて溌剌として女の子たちが、
今ではおそらく孫の二、三人もいるであろう年齢になっているという事実だ。
(「ウィズ・ザ・ビートルズ」より)