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2025年5月16日(金) 音読できるブログ(日録)にしたい。

京橋の京阪モールにある紀伊國屋でたまたま手にして立ち読みした。

岩波新書を買うのはいつ以来だろうか。

高橋源一郎「ラジオの、光と闇 ー高橋源一郎飛ぶ教室2」

2020年に始まったNHKのラジオ番組の冒頭にこの番組のパーソナリティの高橋源一郎が一人語りをする。

時間にして約3分、原稿(台本)は髙橋氏本人が書いている。

読むための原稿ではなく、話すための原稿であることは音読するとわかる。

決まっているのは「こんばんわ。作家の高橋源一郎です。」で始まり、

「それでは夜開く学校、飛ぶ教室、始めましょう」で終わること。

一編を読むのは黙読なので3分もかからない。

中身も気がきいていて、発見も多い。

トイレ本としては最適だが、トイレでは読んでいない。

ラジオを聞く感覚で3編から5編くらい通勤電車で読んでいる。

 

 

話し言葉の文体は読みやすい。

試しに音読すると、リズムがいいのがよく分かる。

文節の区切りも音読するとよく分かり、文章そのものの理解も深まる気がする。

試しに自分のブログ(これです)を音読してみた。

読みにくい。

校正が必要だ。

音読できる日録にしたい。

それがわかったのもこの本を読んだからだ。

 

前作の「高橋源一郎飛ぶ教室 ーはじまりのことば 」もKindleで買った。

読みながら気がついた。

作家の高橋源一郎の小説を僕は読んだことがない、と。

おそらく村上春樹が新人でデビューした少しあとに「さようなら、ギャングたち」が群像に掲載された。

その号を買った記憶があるが、肌に合わず最後まで読んではいない。

それと…美術ライターの橋本麻里が高橋源一郎の娘だと知る。

二人とも知っていたが、父娘だったとは…。

 

ケストナーの「飛ぶ教室」は読んだことがある。

中学生だったか、高校生だったか。

でも中身はほとんど忘れている。

というか全く覚えていない。

いつまで覚えていた?

それも分からない。

 

5月も半ばを過ぎた。

気の流れがよくない、と書いた。

3日に胃腸の具合が悪くなり、6日に腰痛が発症、12日に指に火傷を負った。

仕事が一段落して、さ、楽しもう、と思った矢先なので気落ちする。

さらに、そんなメンタルなのに天気がいいと悲しくなる。

でもね、それくらいでちょうどいいのだと自分を慰める。

調子に乗りすぎるな、と。

うまく行きすぎるのはなんかフェアじゃない気がして。

 

今日の記録。

午前中にナレーション原稿の清書。

まとめ担当のA木からプチトラブルの電話が入り中断。

少し遅れてナレーション収録。

音声ミックスのチェックを済ませて退勤。

角打ちのウエダ商店でいつものハイボールミニ缶と地酒を一杯。

吞みながらKindleでかなり前に買った「東京五輪の残像-1964年、日の丸を背負って消えた天才たち」を読む。

その中にある「8メートルの十字架」という一編。

走り幅跳びで日本人で初めて8メートルを跳んだ山田宏臣という選手のドキュメント。

山田宏臣という名前は知っていた。

学研か旺文社の付録にメキシコ五輪の読み物があって、その中にあったのだと記憶する。

マスコミが「8メートル」という数字を山田に必要以上に意識させ、彼自身もそれをいつしか宿命のようにして、必死で応えようとしていた。そんな兄・宏臣の姿を見て、弟の真人志はやりきれなさを感じるようになる。山田に頼まれてジャンプの様子を8ミリで撮影していた真人志は、兄のジャンプの時にはスタンドの客が幅跳びのほうに移動するが、8メートルが跳べなかったことを見届けると、さーっといなくなる様子を目の当たりにして、無性にたまらなくなった。

西所正道. 東京五輪の残像  1964年、日の丸を背負って消えた天才たち (中公文庫) . 中央公論新社. Kindle 版. 

残酷なため息。

9秒台を出す前の桐生祥秀もそうだっただろうな。

去年、高校生で800mで日本記録を出した二人の高校生の今後を思う。

観客のため息が選手を殺す。

期待は自然とため息になるのは避けられない。

 帰宅、夕食は目玉焼きをのせたカレーライス。

5月、気の流れが変わるのを待つか。




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