京都へ行く。
週末に中継する車いす駅伝の下見と称して。
特に下見する案件はない。
市内を流れる高瀬川、川面のきらめき。
眼鏡堂氏に「京都へ来てます」とLINEする。
「目的は?」
「それが、特になし」
「贅沢じゃないですか」
早春の京都、最上級の贅沢です。
意外にもきょうは観光客少なめ。
コロナ禍の頃をちょっとだけ思い出す。

木曜日は比較的自由な日なのだが、4月からそれも危うい。
密にせず、ゆるめに一週間を過ごし、3週間を一人で担当して、4週目を全休。
という思惑も、そういえば陸上の学生個人選手権や関西インカレがあったことを思い出す。
6週連続担当?!
5月10日あたりから10日ほど休みを取ろう。
それまでに演出業務も他のディレクターに任せられるように準備を進めよう。
68にもなって過労死はしたくない。
ビスターリ、歩くのも、山登りも、仕事の進め方もビスターリ。
一日に作業をいくつも詰めこまない。
京都の四条河原町から三条へ、中心部を散策する。
一度は閉店した丸善本店がリニューアルしたことを聞いた。
行くと地下の店になっていた。
新しい店舗はこの「檸檬」を売りにして、書棚にレモンの作り物がいくつも置いてあった。
馳星周「少年と犬」を今日で読み終えてしまう。
著者のサイン本だった。
さてどこで昼ごはんを食べよう。
三条通りを西へ。
赤煉瓦の京都文化博物館にある「前田珈琲」にしようか、蕎麦「大鵬」でしっぽくうどんにしようか迷って
「イノダコーヒー三条店」にした。
三条店といえば円形カウンターだが 、ランチなのでテーブル席にした。
スクランブルエッグで覆われたナポリタンスパゲッティと珈琲のセットにする。
老夫婦が多い。
客層は店の雰囲気を決める。
次ぎに来るときは午前中に円形のカウンターで珈琲にしよう。
同じ三条通りにあるパン屋 Paul でパンオショコラとカンパーニュを買い、MOVIX京都へ行く。
14時45分から「 名もなき者 / A COMPLETE UNKNOWN 」を観る。
ティモシー・シャラメのディラン憑依芸を堪能する。
ただ物語や主人公に感情移入は最後まで出来なかった。
ボブ・ディランは常人とは違う異能の人。
感情移入なんか出来っこない。
やっぱり初期のアルバムが好きだ。
「北国の少女/Girl from the North Country」いいなあ。
Well, if you're travelin' in the north country fair,
Where the winds hit heavy on the borderline
*映画の感想、思い出したこと は別記事でアップ予定

若き日のディランのように、コートのポケットで手を温め早春の夕暮れを歩く。
転ばないように気をつけてね。
間之町の バー hayasakaba へ行く。
前回来たのは…去年の暮れだった。
この日録にある。
12周年を迎えます。年末年始もよろしくお願いします、とハガキをもらった。
今年は一日も行けなかったので顔を出そうと思い立った。
バーテンダーに「マッカラン18年買っちゃいました」と言うと、「おいしいオンザロック作りますから持って来て下さいよ。一杯だけ飲ませて下さい」と言われる。
「持って来ましたよ」
「じゃあ、ぜひ一杯」と挨拶して、ホットラムを一杯飲んでいたら他の客が来た。
禁断のボトル持ち込み。
その方(四十代男性)にも一杯どうぞ、で僕はオンザロック、早坂さんとそのお客さんはストレートで乾杯。
美味でした。
さて、どこへ行こう。
「権太呂」であんかけうどん?
麩屋町通りから冨小路、京都を歩くのは楽しい。
冨小路まで来たら…四富会館。
「たすく」を覗くと目が合った!
国産ワインを2杯。
自家製のたまねぎパンを少々。
Iさんに自分で救急車を呼んだ顚末を聞く。
手足のしびれ、動悸、息切れ、胸部圧迫感…
こわいこわい。
診断は過換気症候群(かかんきしょうこうぐん)だったという。
不安や緊張などの精神的ストレスや肉体的疲労が原因で起こる。息を速く・短く繰り返す過呼吸状態になり、血液中の二酸化炭素濃度が低下することでさまざまな症状が現れます。
救急車で病院へ行き、バスで帰宅したという。
自慢じゃないが、僕も救急車→電車帰宅 を二度してます。
ともに不幸中の幸い。
そう思える今があることに感謝。
二人で確認した。
あわてない。
詰めこまない。
集中するなら休憩を入れる。
ゆっくり暮らしましょう。
歩く速度で。
更新する京都。
丸善本店とイノダ三条店。
自分自身のリニューアルが必要かも。
ビスターリモデルに。
*追加写真あり +10








去年のことでした。




