
ついていない日というのはある。
きょうがそんな日だった。
メンタルとフィジカル両面でダメージがあった。
運気が下がったというのか。
2月恒例に室内陸上日本選手権の撮影。
カメラマンはHディレクターと僕の簡易体制。
プロ野球のキャンプでカメラマンが出払っているのだ。
昼イチから撮影開始。
フロアレベルで撮影していたら…。
大阪陸協の年配の方から警察の職務質問みたいな尋問を受けた。
「身分証明書を見せてください」
報道の控え室に置いたバックパックにある。
「では、もう一度確認します」と去って行く。
今シーズンから撮影に関するルールが厳しくなったのは知っている。
盗撮もあるが、報道メディア以外の一般人がYou-Tubeに競技映像を上げて利益を得るのを防止するためだ。
こっちは取材申請もして報道ビブスもしてるのに…。
濡れ衣?
これがメンタルにダメージ。
身体的なダメージは直後にやってきた。
表彰式を撮り終えてインタビューエリアは移動するときに障害物の多い通路で転倒した。
持っていた小型カメラをフロアに落とす。
頭部は無事だった。
とは言え、67歳、老人の転倒。
大丈夫か。
どちらかの足が引っかかった瞬間、身体のコントロールを失った。
宙に浮く感覚。
67歳の身体が。
その瞬間、頭をグルグルと駆け巡ったのは最悪の状況だった。
日本選手権の会場で…流血、骨折、脳しんとう、救急車の音。
前科があるだけに、とり返しのつかないことになってしまった、かと。
しかも今回は盗撮の疑義あり。
老人は転ぶな、風邪引くな、義理を欠け、というが。
「大丈夫ですか?!」の声がかかる。
起き上がって身体、手足を確認する。
右膝の打撲、手の甲に擦り傷。
流血はない。
カメラを拾い上げ、作動を確認する。
動く。
大丈夫だ。
そそくさとその場を去り、インタビュー収録を済ませた。
障害物の多い通路だった。
走ったわけではない。
タイミング。
柔道の足技と同じように動き出しのタイミングで足をひっかけた。
いとも簡単に転ぶ。
重心のかかったところにストップがかかると身体が浮く。
いとも簡単に。
以前も書いたが、自分の身体年齢とクイックネスが合致していない。
ゆっくり動くこと。
山登りも生活も仕事も、合言葉はビスターリ(ゆっくりのんびり)。
新しい月が始まったというのに…。
それでも、落ちこまないこと、体調を崩さないこと、が大事。
ゆっくりとバランスを回復させよう。
夕食は駅前の吉野家へ。
月始めは呑まない日にしようと思っていたが、心が揺れた。
少しだけ呑もうと冷酒を注文する。
盛んに宣伝している「牛すき御膳」肉増し、ライス少なめ。
牛肉、長葱、玉ねぎ、白菜、人参、豆腐とうどんが入っている。
でも、この牛肉の味つけが…!
甘い。
甘過ぎる。
気分が悪くなるほど甘い。
せっかく肉増しにしたのに3分の1ほど残す。
こういう味つけなのか?
踏んだり蹴ったりの一日は最後も締められず終わる。
帰宅後、上等のウイスキー(バランタイン17年)のロックと燻製ナッツで二段締め。
忘れよう。
*以下、写真を追加、手の甲の傷のアップなので閲覧注意。

