
おととい映画「敵」を見て、老人の規則正しい独り暮らしの描写に惹かれると書いた。
その時「PERFECT DAYS」を思い出した、とも書いた。
きょうnoteでこんな考察を見つけた。
「敵」の渡辺儀助と「「PERFECT DAYS」の平山某(氏名は明かされていない)。
この二人の七十代とおそらく六十代の日々の違いについて。
FIREとは…若いうちに成功して大金を得て、早々に引退して優雅に暮らすライフスタイル「Financial Independence, Retire Early」(経済的に自立し、早期にリタイアする)の略
FIRE が辛いかどうか、は置いとくとして、二人の決定的な違いは仕事をしているかしていないか、だという。
儀助氏はフランス文学著書もある元大学教授だが、いまはリタイアして仕事をしていない。
平山氏は都内の公衆トイレの掃除をするという仕事についている。
ステータスには差がある。
でも引退した人と現役。
儀助氏はお店へ行き、客として金を払う以外に人と話をすることはない。
たまに昔の知り合いが訪ねてくるが、それももしかして老人の妄想とも取れる。
社会とかかわってない。
もし僕が、あと1年、2年で現役ではなくなったら…と想像する。
「敵」の冒頭で描かれていた朝のルーティーンを終えたら…何をするだろう。
山に登ったり、キャンプをしたり、奈良の仏像を巡ったり、酒蔵を訪ねたり、恵文社で本を探したり…。
仕事のことは考えず、これだけを純粋に楽しめる。
いいじゃん。
もちろんかなりの節約は必要だが…。
でも、愉しさのクオリティはキープされるだろうか?
少し考える。
また先程のnoteを読んでみた。
確かに、誰にも関わりを持たず、頼りにされず、自分の楽しみだけに集中する。
リタイアしてないので何とも言えないが…なんとなく寂しさ、物足りなさの気配が漂う。
若いディレクターからLINEで構成の相談があった。
ああ、面倒くさいな、と思うことも正直ある。
単に相談相手だろうけど、少しは必要とされているという僅かな自負もある。
関わりを断ってリタイアする覚悟はない。
自分は…仕事、自宅環境、健康面といろいろ条件をリストにするとかなり恵まれていると思う。
健康(身体と精神)を害するような仕事ではない。
その仕事だけで満足な収入を得ている。
自分でコントロール可能な働き方についても不満はない。
それが根幹、他に何を望むのか。
平山さんを選択する。
美しい落日の中、4キロジョギングする。
ここんとこ最低2キロは止まらずに走れる。
月間100キロはたぶん達成可能だ。
でも、油断するな。
ハードルを低く設定すること、体調を崩さないこと。






夕食後、オンデマンドと見逃し配信でいろいろ短いのを観た。
NHK 夜ドラ「バニラな毎日」、アサイチのスピンオフ企画「わたしの台所物語」、
Nスペ「未解決事件」のロッキード事件の前後半。
今日は飲まない日。