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2024年7月10日(水) 不憫なチャーリー 『チャーリー』@塚口サンサン劇場

 

雨予報だったが、午前中は何とか保っている。

おとといに続いて今日も塚口サンサン劇場へ行く。

きょうはヒロと3匹もいっしょだ。

帰りは雨かも知れず、夙川駅まで歩いて行く。

今日はプールが休みなので [毎日運動] はウォーキング。

往復4キロ、駅までの往復、これくらい以前は単なる移動だったが、今となってはこの程度も運動としよう。

You-Tubeでタモリが日頃から努めている3つの習慣を話していた。

・寝たいときに寝る。

・一日3食は食べない。(一食半)

・歩く時には意識して足を上げる。

タモリ本人は「少しでも運動にとなるかな」と足あげを意識しているとのこと。

足を上げるのは転倒防止になるのだ。

 

映画は『チャーリー』という人間と犬のバディもの。

なんとインド映画! インド映画っぽくない設定だがインド映画なのだ。

「めぐり逢えたら」を見た時、この映画を見つけて予告編を見た。

面白いかも!

犬はラブラドルレトリバーで大型犬や中型犬好きの僕らにとって嬉しい設定。

でも、そもそもインド南部にペットや飼い犬って存在するの?

という程度の偏見丸出しで見てみようとなりました。

 

   

 

孤独な男とやんちゃなラブラドール犬が南インドからヒマラヤを目指して旅に出る姿を描き、映画大国インドで「サンダルウッド」と呼ばれるカンナダ語映画として歴代5位の興行収入を記録したロードムービー

南インド・マイスールで暮らす男ダルマは、職場でも自宅の近所でも偏屈者と言われ、酒とタバコとチャップリンの映画だけを楽しみに生きる孤独な日々を過ごしていた。そんな彼の家に、悪徳ブリーダーの劣悪な環境から逃げ出してきたラブラドール・レトリーバーの子犬が住み着くように。犬嫌いのダルマは何度も追い払おうとするが、いつしか心を通わせ、子犬にチャーリーと名付けて迎え入れる。イタズラ好きのチャーリーに振り回されながらも楽しい毎日を送っていたある日、チャーリーが血管肉腫で余命わずかであることが判明。ダルマは雪が好きなチャーリーに本物の雪景色を見せるため、サイドカーにチャーリーを乗せてヒマラヤを目指す旅に出る。

2022年製作/164分/インド 原題:777 Charlie 配給:インターフィルム 公開日:2024年6月28日

 

『チャーリー』@塚口サンサン劇場

意外に大きなスクリーン、平日の12時20分上映で観客は15人くらい。

上映時間は3時間弱、ま、インド映画だもの。

 

僕らが聞いても判別できないが、この作品はいわゆるヒンドゥー語ではなく、南部のカンナダ語の映画だとある。

インドほど多言語の国はないという。

地理、歴史には興味が沸くが、これはあとで調べよう。

 

観た。

うーむ、何というか高カロリーな映画だ。(笑)

インド映画には感情を抑制したささやかな物語というのは存在しないのだろう。

感情は振り切り、あからさまで、巨大だ。

あらゆる事象の質量が大きい。

甘いものはとことん甘く、辛いものはとことん辛い。

物語は壮大でなければいけない。

あらゆる感動要素をバランスを度外視して詰めこむ。

インドには絶景と呼べる大自然があるのだから映画のクライマックスはそこでなければならない。

孤独で偏屈な男と犬の物語はかくのごとき作品となった…ということか。

 

名前は飼い主が好きなチャップリンが由来、でもチャーリーは雌犬なのだ。

 

インド映画って面白い。

小難しい理屈はなく、退屈はさせない。

でも、観終わった者はくたくたに疲れる。

数年前に観た「パシュランギおじさんと小さな迷子」もそうだった

他にも「きっと、うまくいく」や「マイ・ネーム・イズ・ハーン」も。

これらは壮大な物語で、壮大な旅をする理由や必然性もそこにはあった。

 

「パシュランギおじさんと…」の定番ダンス動画と予告編。

関係ないけど、元気な展途上の中進国のスターというのはこの映画の主人公のように逞しさと優しさが売りだ。

この主人公は加山雄三小林旭なのだ。

 

   www.youtube.com

 

見終わってヒロと感想を言い合う。

「長いね(笑)」

「エピソードてんこ盛りだね」

「踊りはなかったけっど、のべつまくなしに歌が流れてたね」

「くどいくらいにね」

「ひとつひとつのエピソードが重いわ」

ま、それなりに愉しんだのだが…(笑)

 

ここからはネタバレを多量に含む。

 

偏屈で乱暴者で嫌われいる主人公のダルマが、ふとしたことで小犬に会う。

小犬の存在がダルマの人生を変えてゆく。

と、ここまではいい。

ここから暗転、チャーリーと名づけられた犬が突然苦しみ出す。

血管の癌で余命幾ばくもないと獣医に言われる。

(この病気は悪徳ブリーダーの交配が原因)

チャーリーがテレビで流れていたチャップリン映画の雪のシーンで跳びはねていたのを見たダルマは一念発起。

チャーリーに本物の雪景色を見せるため、サイドカーにチャーリーを乗せてヒマラヤを目指す旅に出る。

彼らの住んでいるのはインド南部のマイスール。

そこから長い旅が始まる。

バイクとサイドカー、砂漠地帯、草原、バイクを失い資金も底を突き野宿とヒッチハイク

旅で出会う人々のやさしさと自然の過酷さ。

 

チャーリーがあまりに不憫だ。

インドには安楽死という概念はないのだろうか。

もう許してあげて、と正直思った。

余命僅かになってから、この過酷な旅。

恐ろしい運動量と恐ろしいくらいのエピソードを経験させられる。

何とドッグショーに飛び入り参加したりもする。

このシーン要る?

そして、ヒマラヤの山麓での雪景色で狂喜乱舞するダルマとチャーリー。

あり得ないでしょ。

でも、インド映画だから。

 

思いっきりネタバレになるけど、旅が進むにつれエンディングが何となくわかってきた。

これは雌犬のチャーリーが子供を産んでダルマに残すのだな、と。

子を産まないと死なせてくれないのだ、と。

不憫だ。

違う感想をもつ人もいるかもしれない。

でも、僕ら夫婦はそう思った。

連れて行って一緒に見た3匹はどう思ったのだろう?

 

チャーリーはそれでも幸せだったのだ、と思いたい。

 

そうそう、カンナダ語だ。

ドラヴィダ語族の中でもっとも古い言語の一つで、2001年時点で約3770万人の話者人口を持ち、多様な方言に分かれている。南インド4州の一つ、カルナータカ州の公用語である。

多言語国家のインドでは9番目に多いという。(トップはヒンディー語、次がベンガル語

3770万人が話すとはいえ9番目、でも映画はかなりの数が作られているという。

 

映画を見終わって西宮北口へ。

ガーデンズをうろうろして、夙川へ。

雨が降り出しそうな中、歩いて帰宅。




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