注意
1.仮説
関東ロケテの映像をYouTubeやTwitter等に上げてくれた方々のおかげで、今回の新筐体ではSUDDENを一番上まで引き上げたときの数値は -270 であることが判明しました。
しかし、開発チームがHSの計算式やSUDDENの計算式をいちから作り直すようなハイコストかつハイリスク・ローリターンなことをわざわざやるとは到底考えられません。そこで以下のような仮説が生まれました。
・HSの計算方法およびSUDDENの値の計算方法に変更はない。
・画面の上側に、SUDのパラメータ換算で70ぶん領域が追加されている。
図 ※ 画面最上部を -225 ・最下部を +100 とするのは、キャプチャ映像の目測結果 および 某Wikiで半速ソフランのSUD適正値が -62 とされていることに基づきます。詳細な値は異なるかもしれませんが、概ね理にかなうので今回はこの値が正しいものとして検証を続けます。
2025/12/17追記
ROOFの設定可能範囲(0~400)から考えると、新筐体の画面全体の範囲は +100~ -295 ではなく +100 ~ -300 とする方がより正確かもしれません。
これもまた推定値ですし、実は現地検証の実測値における誤差が小さくなったとも言えるのでこれ以下の部分には修正を加えていません。(また違った時に直すのがめんどくさいとも言う)
2.検証方法
検証は以下の方法で行いました。
- 現行筐体のプレイ映像と新筐体のプレイ映像のうち、60fpsに対応していてSUD・LIFTを一切使用していないものを見つける(ハイスピード設定が遅めであるとより精密な値が出て嬉しい)
- 各動画を60fpsで動画をコマ送りにして無作為に選んだノーツが画面最上部に出現してから判定ラインに重なるまでのコマ数を数える*1
- HS×フレーム数の値を比較し、現行筐体と同じHS値を新筐体で設定した場合に緑数字*2が何倍になったかを調べる。
速報性重視のため手順1で集める動画の数を1つずつとし、手順2で検証するノーツの数を10箇所に増やすことで対応しました。
3.結果
速報データがこちらです。
先ほど「各種計算式に変更はなくレーンが上方向に70伸びた」という仮説を設定しましたが、検証の結果出た値は68.6(誤差1.4)。この仮説は概ね正しいものと考えてよさそうです。
4.活用
ではこの結果を実際のプレイに活かすならどうすればよいか、これを考えましょう。
LIFT・SUDの使用状況ごとに4つに分けて書きます。

4.1. SUDのみ
これが一番単純で、現行筐体で設定しているのと全く同じHS・SUDの値を設定すれば緑数字がほぼ同じになります。
また、これまでLIFTもSUDも使用していなかった方でもSUD-225に設定した上で現行筐体と同じHSを設定することであまり違和感を感じずにプレイできるかもしれません。
→2025/12/17追記: ROOF 70で多分いけます! これならSUDも併用できます。ありがとう popn_team
4.2. LIFTもSUDも使用する
これも簡単で、現行筐体と同じ設定で緑数字じたいは合います。
ただ、LIFTを常用している方はもともとの判定ラインの低さが気になっている人が多いのではないかと思います。関東ロケテに参加した方から新筐体で20ほどLIFTを上げたらうまくいったという情報を聞いたので、それを踏まえるなら、次のような調整がおすすめです。
・LIFTの値とSUDの値をそれぞれ現行筐体の値から -20 する
・HSの値はこれまで通りに設定
【例】
現行作:HS 600 / SUD -195 / LIFT -20
↓
新筐体:HS 600 / SUD -215 / LIFT -40
4.3. LIFTもSUDも使用しない
レーンが70伸びたことによって同じHS値を使用した際の緑数字が約1.21(=395 ÷ 325)倍になったことが分かったので、単純計算で言えばHS値を現在の約1.2倍にすれば良いです。
ただし、画面のサイズが大きくなって画面全体を見ることが難しくなったこと・120fpsになって体感スピードが遅くなったこと を考慮すると、人によって1.2倍よりも速くなったり遅くなったりすると思います。最終的には自分で微調整が必要そうです。*3
今回のロケテを蚊帳の外から見ていて判定ラインよりもかなり高い位置でボタンを押してFASTのGOODになっている人が意外と多かったように思いました。LIFTの使用に抵抗がないなら、次4.4.節に説明する方法でLIFTをつけてみるのも一手かもしれません。
4.4. LIFTのみを使用する場合
これが一番むずかしいです。厳密にやろうとするとLIFTの位置によって設定するべきHS値の換算方法が変わってくるためです。
難しいことはいらん・簡単であれば大雑把でもいいという人は、次のように設定してみてください。
・現行筐体で設定しているLIFTの値からさらに -20 する
・現行筐体で設定しているHS値を+100ぐらいしてみる
厳密に合わせるためなら面倒な計算を厭わない方は、次のように計算すると合わせられます。
① 現行筐体で設定しているLIFTの値をさらに -20 した値を 𝓁 とする。(例:現行 LIFT -20の場合、𝓁=-40)
② 現行筐体で設定しているハイスピードの値を1.2倍して 325/(345+𝓁) をかけたものを ℎ とする。(例:現行HSが700の場合、ℎ = 700×1.2×325 / (345 + (-40)) = 840 × 325/305 ≒ 895)*4
③ 𝐻 = ℎ × (395 + 𝓁) / 395 を計算する。(例: 𝐻 = 895 × (395 + (-40) ) / 395 = 895×355/395 = 804.3…)
④ LIFTの値を𝓁・ハイスピードを𝐻に設定する(例: LIFT -40, HS 804)
ダルいよ~*5
本稼働の際に仕様が変更になっておらず、この記事が役に立つといいなと願います。
変更になったら、残念。(2572字)
*1:ポップンではノーツが判定ラインに到達したあと数フレーム停止するという動きをしますが、停止していることを意識してプレイしている方は恐らく居ないだろうということでその時間については考慮しません。
*2:≒画面上端~判定ラインをポップくんが移動するのにかかる時間のこと。この先「緑数字が合う」という表現が出てきた場合は「ハイスピがいい感じになる」ぐらいに思ってくれればOK
*3:Twitterを眺めていても、もともと700前後だった人が900になったり800弱だった人が860に落ち着いたりと本当に人によるみたいです
*4:前節でも述べたようにもっともこの換算が人によってまちまちなのが困る
*5:手順②でLIFTを0にした際の新HSの換算値を求め、手順③でLIFTの値を𝓁にしたときの新HSの値を求めています。
