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15年目

東日本大震災から15年が経ちました。

あの日生まれた子供達は今年中学校を卒業する年となり、改めて年月の流れを感じてしまいます。

地元ローカルの震災特集番組では、震災未経験の若者達が自ら語り部となって伝承活動を始めている姿などが紹介されていて、伝承の重要さが若い世代にも伝わっていると感じます。

また、今年話題となっているテーマの一つが、震災遺構の「維持・管理」という問題です。

「あの時」を「ありのまま残す」、震災直後の姿を見せる事にこそ震災遺構としての意義があるのですが、遺構自体が津波被害を受けているため年月と共に施設内の錆も増え、現在は自然侵食によってどんどん劣化が進んでいる状態なのです。

国からの復興支援もなくなり、これから施設の維持管理をどうするのか、これが今地元自治体を悩ましている問題となっているのです。

 

個人的には昨年の夏、福島県を旅してもいつも時間的余裕がなくて通り過ぎていた、「震災遺構 請戸小学校」をようやく訪れました。

校舎自体は凝ったデザインの素敵な建物ですが、そこには津波の跡がしっかり残されていました。

ここに10mを超える津波が襲ってきました。

校内はめちゃくちゃ、津波の威力が思い浮かびます。

この施設は順路に沿って、地震発生時から避難までの様子が時間と共にパネル展示されていて、読み進む内に当日を追体験する様な気持ちになってきます。

大平山はここから1.6km先、さぞかし生徒たちは怖かった事でしょう。

その後生徒達は、偶然通りかかったトラックに乗せられて無事避難が完了するのですが、その時の模様はこちらで詳しく語られてます。↓

資料展示室には、復興支援に来た自衛隊員達の応援メッセージが残されており、その熱い思いは中々胸に来るものがありました。

 

請戸小学校から3km程南下した所に、2020年9月20日に開館した「東日本大震災・原子力災害伝承館」があったのでそこにも立ち寄ってみました。

中はかなり広いホールで、シアタールームや原発事故時の模様などかなり大掛かりな展示があり、ここはじっくり時間をかけて見るべき所です。

津波に合った消防車やひしゃげたガードレールの展示が、津波の威力をまざまざと表しています。

そしてあの看板が。

本当に、津波さえなければその後の悲劇など起こらなかったのにと、つくづく感じさせられます。

 

聞くと見るとでは大違い、津波の恐ろしさを実感するには実際に被災した施設に訪れ、その威力をまざまざと目撃するのが一番なのです。

この先震災遺構をどう管理運営していくのか、どうすればより多くの人が来てくれるのか。

地元自治体だけではなく、広く多くの知恵を求める時期が来ています。

 

あの日から15年、自分もいつの間にか世間で言う所の高齢者の仲間入りとなってしまいました。

しかしあの時の記憶は決して消える事はないし、これからも震災関連の話題には目を向けつつ、遺構を巡る旅を続けていくつもりです。

 

(公式HPはこちら。↓)




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