現在の社会では「人間は本質的に競争しなくちゃ生きていけないようにできているのだ!」みたいな感じの刷り込みが子どもの頃から繰り返し行われています。
ここでいう刷り込みってのは教育という名のマインドコントロールのことです。
その教育とは、競争という概念に疑いを抱かせず、社会的な生産性をあげるための歯車としての『いわゆる社会人』を作り上げる作業です。
実際「競争原理こそがこの世界の『絶対的な基準』だ!」的な考え方が、今の人間たちの心に深く強く叩き込まれていて、疑う人の方が圧倒的に少ない気がします。
それくらい競争というモノが『当たり前の真実』のように世間的に扱われているのです。
競争を成立させるためにはスタートラインを揃えなければなりません。
どんな競争であれ、スタートが揃えられないなら競争としての公平性が担保することができないからです。
例えば公平性を表す簡単な実例として、格闘技の階級制があります。
ボクシングでも柔道でも体重によって階級が分けられていますが、それは極端に体格差がある者同士では競技としての公平性を保てないと考えられているからです。
これはいわば『物理的な公平性』という誰にでも分かりやすい方法です。
しかし、近年その物理的公平性よりもっと抽象的で曖昧なやり方が社会的に取り入れられました。
その一つがLGBTです。
LGBTという概念をもとにスタートラインを設定するという作業が現実として社会的になされました。
そこでスタートがそろっているように見せるために用意されたのが『平等』という概念です。
「人間は絶対的に平等な生き物である」という趣旨で、「実態はどうであれ、どんな性的嗜好を持っていようとスタートラインは揃っている」というアクロバティックな設定が作られました。
もう一つ競争を成立しているように見せかけるために考えられたのが『自由』です。
「人間は本質的にどこまでも自由である」という考え方が拡大解釈されました。
その結果「肉体はどうであれ心が女性なら女性のスポーツ大会に参加するのは自由である」という不平等なスタートラインが設定されたのです。
この自由と平等が、『スタートラインの整合性』を保証したのです。
ていうか「保証してくれている」という前提で競争を成り立たせたのです。
自由だの平等だのというのは耳に心地良いけど曖昧な言葉です。
使い方次第では、世界中を腐敗させるのに十分や毒となるでしょう。
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