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生き物は競争するために生まれてきたわけじゃない

現在の社会では「人間は本質的に競争しなくちゃ生きていけないようにできているのだ!」みたいな感じの刷り込みが子どもの頃から繰り返し行われています。 

ここでいう刷り込みってのは教育という名のマインドコントロールのことです。
その教育とは、競争という概念に疑いを抱かせず、社会的な生産性をあげるための歯車としての『いわゆる社会人』を作り上げる作業です。


個人的には何事にも競争原理と自然淘汰が付いて回るという進化論的な価値観にはずっと違和感があるんです。
実は弱肉強食なんて、人類が見聞してきた『世界のカケラ』のそのまたほんの一部分に過ぎないんじゃないでしょうか?
もっと簡単にいえば「競争原理ってのはこの世を貫く鉄の掟でも何でもないよな」ってことです。 少なくとも個人的にはそう思ってます。

そもそも生き物を種という『単位』で見たら「みんながみんな、そんなにシャカリキに競争なんてしてますかねぇ?」って疑問が湧くのです。
例えばナマケモノみたいな種が現在も生息できているのは、人間が勝手に考える優勝劣敗なんて『ちっちゃな理屈』とはまた違うそれ相応の『大きな理由』があってこの地球上に存在している気がするのです。
弱肉強食・適者生存みたいなモノだけがこの世のコトワリではない『動かぬ証拠』として…

誤解のないように申し上げれば、「競争は悪だから、金輪際競争なんてするな!」みたいな極端なことが言いたいわけではありません。
少なくとも人間社会は人間の考えたいわゆる競争の概念によって様々な事柄が回っていくようにできてますんでね。

ただ、だからといって「弱い者・敗れた者は淘汰されて当たり前なんだ」みたいな理屈を真理として受け入れろ!なんて話をされても困るのです。
優勝劣敗、弱肉強食みたいなモノサシが、この世界の『絶対的な基準』ではないのは確かだからです。

何故そんなことを言うかというと「競争原理こそがこの世界の『絶対的な基準』だ!」って考え方が現代の人間の心に深くすりこまれているように感じているからです。
それは、現実社会だけではなく、いわゆる一つのスピリチュアルな考え方にさえ多大な影響を与えているように見えます。


例えば「カミサマだって修行する。修行した分だけカミサマ社会で偉くなったり偉くならなかったりする」みたいな考え方も見聞きしたことがあります。
特にキツネだの龍だののお話にそんな経緯が語られがちです。
それだって「競い合って修行する」という競争原理があってこそのお話でしょう。

でもね、例えば犬や猫はそこにただゴロンと寝ているだけで尊いのです。
可愛さの競争などしていません。

また樹木は自分が根を張った場所でずっと生き続けます。
より良い環境を求めて競争しているわけではありません。

人間だって本当は他の生き物と同じようなモノなんじゃないですかねぇ。
生きることに過剰に『意味』を憑ける必要などないのかと…

関連記事 いわゆる競争原理と霊的修行とか - 『クリアー整体ヒーリング』です

 
 
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