普通のネガティブな想念エネルギーと比べると遥かにドロ~と濃厚で禍々しく黒いイメージのモノです。
邪悪な『まっくろくろすけ』というか暴走モードに突入した『カオナシ』というか…
最初に真っ黒の中に裂けた口と牙が感じられたので個人的にソレをずっと 『オニ』と呼んでいます。
オニの大きな特徴として「自分よりチカラの弱いものを次から次へと呑み込んでしまう」というのがあります。
相手が物の怪であろうと亡くなったヒトであろうと生きている人の想念エネルギーだろうと見境なく呑み込んでいきます。
で、そのうち得体の知れないモノに大きく強く成長していきます。
ヌエというかキメラというか、合体モノのオニになっていくのです。
他のエネルギーを吸収し合体して、遂には完全に融合してしまうのです。
それで、最近気付いたのですが、なぜオニが何でもかんでも呑み込んでしまうかと考えると、その根底には『渇き』というか『飢え』がある気がするのです。
そして、その『渇き』や『飢え』こそがオニの素なのだろうと推察します。
仏教では飢えて死んだ人間は『餓鬼』ってモノになると言われています。
飢えて死んだらただの幽霊ではなく、鬼になるって話です。
それは「当たらずとも遠からず」ではないかと感じます。
飢えってのはそれほど強烈でネガティヴなエネルギーの素になるって意味でね。
ただし、オニの素となる『飢え』は食欲に関してだけとは限りません。
人間の持つ暗くドロドロとした『渇望』のすべてがオニの素となり得るのではないかと思います。
ここでいう『渇望』とはあらゆる種類の『心の飢え』のことです。
今の世界は恐ろしいほどの数の『心の飢え』に満ちています。
だから、世の中にはびっくりするほどのオニが溢れているのです。
それは、今の『人の世』が、昔と比べて『ことさら欲望を煽ろうとする社会』になってきていることと深く関係している気がするのです。
わざと『心の飢え』をたくさん生み出すような社会になることは、資本主義の発展において当然の帰結かと考えます。
それが購買意欲になるからです。
そんな世の中でオニに憑かれたくなければ、日常的な『充足感』を少しでも増やしていくように心がけることです。
大きな欲望ではなく、日々のささやかな『満たされた心』をコツコツ増やしていくことが、結局最強の『オニ避け』になるのだろうと思います。