来週から一週間ほど旅行に行きます。日本国内です。
この記事では
- 旅行中にストレスなくインターネットにつなぎたい
- 旅行中でも空き時間に仕事がしたい
- スマホのテザリングだけでは通信量的に不安がある
という人のために、できるだけ安く、そしてお得なプランがないかを比較・検討します。
自分は普段は自宅の光回線で作業しているため、自宅でインターネットを使う際に不満を感じることはありません。
ただ格安SIMの通信状況は劣悪で、現在利用しているLINEモバイルは東京だと地図の表示にすら時間がかかるほどで、外出中のネット通信にはかなりのストレスを感じています。
旅行中に劣悪な通信環境で仕事をするのは辛いと判断したため、今回はWi-Fiレンタルサービスを利用することに決めました。
似たようなシチュエーションを考えると、
- 出張
- 海外からの一時帰国
- 引っ越し期間中
- 入院時のインターネット利用
などでもレンタルWi-Fiサービスが使えると思います。
Wi-Fiレンタルサービスというのは、「一日あたりいくら」と日割(あるいは週割・月割)で料金が設定されていて、特定の期間だけWi-Fiルータを借りて利用できるサービスです。
日常的に使うというより、何かのイベントが発生した際に一時的に使うものです。
基本的には
- Webで申し込み
- 機器を受け取る
- 利用開始
- ポストに返却
の流れで利用することになります。
サービスの比較のコツ
Wi-Fiレンタルにかかる料金の総額は
レンタル料金 + 送料 + (初期費用 + 事務手数料 + データ通信量 + 契約解除料)
となります。
この中でも初期費用、事務手数料、契約解除料は無料となっているサービスが多いので、比較のポイントは
- レンタル料金
- 送料
- 手続きにかかる手間
となるかと思います。
Wi-Fiレンタルで探すとたくさんの業者がヒットして、なかなか「これが一番!」と判断するのは難しいでしょう。
ここでは複数のサービスで取り扱いされているソフトバンクの601HWの一週間(7泊8日)の利用料金を比べてみます。
「申込みの簡単さ」はウェブサイトのユーザビリティというか、わかりやすさを主観で判断しています。
送料・返送料は「自宅受け取り」→「ポスト返却」の料金です。
サービス名 | レンタル商品数 | 601HWのレンタル料金 | 送料・返送料 | 申込みの簡単さ |
---|---|---|---|---|
Wifiレンタルどっとこむ | 14種類 | 2,593円 | 970円 | ○ |
Wifiレンタル屋さん | 3種類 | 3,600円 | 1,100円 | ◎ |
NETAGE | 6種類 | 6,435円 | 1,170円 | △ |
ソフトバンク601HWを取り扱っていない「WiFi東京レンタル」は以下のようになっています。
サービス名 | レンタル商品数 | Pocket WiFi 502HWのレンタル料金 | 送料・返送料 | 申込みの簡単さ |
---|---|---|---|---|
WiFi東京レンタル | 1種類 | 3,200円 | 1000円 | ○ |
上記の比較を元にして考えるならば、Wifiレンタルどっとこむが最も割安となります。
ただ、「Wifiレンタルどっとこむ」のSoftBank 601HWは「1日1GB」という制限があるため、601HWよりも安い3,200円・データ無制限で使える「SoftBank E5383」をレンタルするのが最もコストパフォーマンスが良いと思います。
他と比べて費用対効果が高すぎるように見えるため、何か罠がないか不安です。
罠がないかは僕自身で利用してみて、使用感を確かめた上で追記します。
通信量の目安
上の比較では「Wifiレンタルどっとこむ」が最もコストパフォーマンスが良いとしましたが、この記事を読まれている方の中には別のサービスが気になっている方もいるかもしれません。
また、時代と共にサービス内容が変わり、新たな良質なサービスが生まれるかもしれません。
Wi-Fiルーターの選び方のコツは、以下の3つを検討することです。
- 通信可能エリアが利用用途に適しているか
- 通信容量が利用用途に適しているか
- 通信速度は十分か
ちなみにYouTubeなどの動画視聴に必要な通信速度は下り1Mbpsとされています。
理論値と実測値は異なるものですが、実測値3Mbps〜20Mbps(下り)であれば、通常利用には問題ないとされています。
通信量の調査で参考にしたのは「Wifiレンタル屋さん」のサイトです。
Wifiレンタル屋さんのサイトから通信量の目安で気になる部分を取り出し、比較してみます。
利用内容 | 使用通信量 | 5GBあたりの利用可能時間 | 20GBあたりの利用可能時間 |
---|---|---|---|
YouTube | 約0.45/h | 約10時間程度 | 約40時間程度 |
NetFlix | 約1.2GB/h | 約4時間程度 | 約16.5時間程度 |
Spotify | 約0.04GB/h | 約115時間程度 | 約465時間程度 |
LINEの音声通話 | 約0.02GB/h | 約225時間程度 | 約900時間程度 |
「移動中にNetFlixを見たい」という人は、一週間の旅行とはいえ通信量に制限があるプランを選ぶのは厳しそうですね。
旅行中に車を運転する場合はSpotifyなどで音楽を流すかもしれません。
Spotifyは1曲あたり約4MBと通信量はそれほど多くないので、流しっぱなしでも特に心配はないでしょう。
複数のサイトを調べてみた感じだと、インスタグラムのストーリーは1分間見たら約30MB、タイムラインを1〜2分見たら20MB程度のデータ通信量になるようです。
3分50MBとして、インスタグラムの通信量はざっくり「1GB/h」と言えそうですね。
ツイッターは動画や写真に比べて文字情報が多いため「0.2GB/h」くらいでしょうか(ここはかなり適当です)
旅行や引っ越し、帰国などの期間と利用用途を考えて、通信制限がかからない程度のプランを選択する必要があります。
ちなみに僕は一週間の旅行で「無制限プラン」を選ぶことに決めました。
最も安くWi-Fiレンタルする方法
自分なりに各サービスを比較してみた結果、「Wifiレンタルどっとこむ」が最も割安であると結論づけました。
そんな割安な「Wifiレンタルどっとこむ」をさらにお得に使う方法があります。
「アフィリエイトプログラムに参加して、セルフバックを使うこと」
です。
「アフィリエイトプログラム」は商品やサービスを紹介して、その紹介料を報酬としていただくサービスです。
そのアフィリエイトプログラムの中には、「自分に対して商品を紹介して、紹介料をもらうことができる」ものもあります。
これを「セルフバック」といいます。
2019年10月時点では、「Wifiレンタルどっとこむ」にもセルフバックがあります。
A8.netに登録して、セルフバックで「Wifiレンタルどっとこむ」を使います。
セルフバックで1,200円の報酬が得られるので、一週間利用の料金3,200円が実質2,000円となります。
これだとまず間違いなく、どんなサービスよりも一番安いプランとなるでしょう。
自分でブログを開設してWi-Fiレンタルサービスの紹介記事を書けば、紹介報酬を得ることができるかもしれません。
ウェブに足りていないのは、実際にお金を払ってサービスを利用した人の体験談です。
もちろん、「早く借りたい」「余計な作業を増やしたくない」「ブログで紹介するのは面倒くさい」という人もたくさんいると思います。
そういう人にとっても、「Wifiレンタルどっとこむ」は割安なので、そのまま利用を申し込んで損と感じる可能性はかなり低いはずです。