私もずいぶんと年をとった。
いつまでも若いと思っているのは自分だけで、ハタから見たらおじさんだ。
いや、爺への道を歩み始めたと言ってもいいだろう。
朝、シャワーを浴びて、ドライヤーで髪を乾かし、コンタクトレンズをつけて鏡を見ると、どうも白髪が増えた気がする。
周りから見える外側の髪はまだ黒いのだが、髪をすくい上げて中の方を見ると白髪が多くて悲しくなってくるのだ。
以前、「クイックカラーQ」に行ってみたりもしたのだが、いちいち出かけて白髪染めするのはやはり面倒だと考えるようになった。
そこで近所の薬局で白髪染めを買ってきて、家で風呂を真っ黒に汚しながら白髪染めをしていたのが3ヶ月前までの話だ。
しかしどうも、家で白髪染めをすると髪がゴワゴワして気持ち悪い。
なので先月美容室に行ったとき、もう思い切って美容室でちゃんとカラーをやってもらおうと美容師に相談したのだ。
「白髪気になるので、カラーしてもらっていいですか?」
と。
そこで「家で白髪染めとか使ってましたか?」と聞かれ、話をしてみると、どうやら家で白髪染めをやっている場合、美容室で狙い通りのカラーが髪に入りづらいそうだ。
白髪は嫌だけど、家で白髪染めをすると美容室でのカラーがちゃんと入らない。
なので、一旦自分でやった白髪染めの色が抜けるまで待ってからカラーをしなければならん、とのことだった。
でも白髪染めの色が抜けたら私は爺のような髪になってしまう。
白髪とヒゲは男を老けてみせる二大要因だ。
「どうにか白髪を隠す方法って無いですか?」
と美容師に聞いたときに紹介してもらったのが、
「ポイントコンシーラー」
である。
不勉強な私はコンシーラーなるもので白髪を隠せることを知らなかった。
もし読者の方で、
- ちょっと白髪が気になる
- 白髪染めはゴワゴワして嫌だ
- 毎日キメキメで外出する必要はない
- いざという外出の日だけ白髪を隠したい
という人がいたら、「ポイントコンシーラー」はとても役に立つだろう。
百聞は一見にしかずなので、実際に見てほしい。
こんな感じの箱に入っている。
中には何やら太いマジックペンのようなものが...。
キャップを開けると「クシ」と「マジック」が合体したような形になっている。
この先っぽの方で白髪をすくように髪に当てていくと、白髪が黒く染まるのだ。
「白髪は染まるがシャンプーで落ちる」のがポイントである。
髪は傷まず、自宅でカラーしたときのようなゴワつきはない。
美容室に行くまで、自宅でカラーせずに白髪を隠すことができる。
実際どんな色がつくのか、ティッシュに色をつけてみた。
ちょっと黒くなっているのがわかるだろうか?
こんな感じで、マジックで黒く塗るかのように白髪に黒い色をつけることができる。
地味だがとっても手軽で、美容室に行く時間がないときに重宝しそうだ。
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デートの日だけ白髪を染めて、普段は白髪を気にせず過ごすのもいいし、美容室に行くまでの時間稼ぎや白髪が見つかった時のお守りのように思っておくのもいい。
白髪が全く生えない人には不要だ。
正直羨ましいが、「白髪が全く生えなくなる」ような対処方法は2019年時点ではどうやら存在しないようなので、塗るか染めるかして隠していくしかない。