昨日、気持ちはわかるが「OB訪問」や「上司の立場」を利用して女を口説くなという記事を書いた。
社会的に上の立場であることを利用して女性を口説いてはいけない。
そんなことをするなら外に出よう!と啓蒙する記事で、いま読み返しても間違ったことは書いていないと思う。
しかし今日、外を散歩していてハッと気付いてしまった。
本当のおじさんになってしまったら、外に出て相手を選ぶことなどできないのではないかと。
僕もツイッターではおじさんおじさんと自称しているが、正確には30代半ばに差し掛かろうとしている「おじさん(初期)」くらいである。
30代後半の「おじさん(中期)」、40代の「おじさん(後期)」、アラフィフの「おじさん(末期)」の視点が全くなかった。
というのも、「おじさん(初期)」に差し掛かった時点で周りの友人のほとんどは家族を持って、子供の写真をインスタに上げて、やれクラブだの、やれ合コンだのの恋愛市場から卒業してしまっているくらいで、
「おじさん(中期)」以降になっても闘い続けている人はツイッターの特殊な人たち以外では見たことがなく、なかなか現実味を持って「おじさん(中期)」以降の闘いを考えることができなかったからだ。
でもよく考えると、「上司の立場」を使って若手社員を口説こうとする人はだいたい「おじさん(中期)」の年代の人だし、
「おじさん(末期)」の役員に口説かれた女の子も知っている。
僕と同じように、みんなまだまだ気分は現役なのだろう。
そんな僕たちを見て、若い女はこう言う。
「マジデキモイ」
しかし、何歳になってもチャレンジを続ける男を冷めた目で見てはいけない。
尊敬はできないが、それでもチャレンジこそが人生だ。
可能性を捨ててはいけない。
ではどうすれば「おじさん(中期)」以降、白髪が増え始める年代になって、恋愛市場で闘うことができるだろうか。
薄れゆく過去の記憶をたどりつつ、恋愛市場で勝利を収めたおじさんの事例を振り返ってみた。
社会的地位で勝つ
普通の会社員が上司の立場を使って口説くのはみっともないが、立場を使わなくても若者が寄ってくるおじさんもいる。
おじさんになっても若者に人気がある人はやはり、尊敬されている人物だ。
具体的には社会的地位が高く、世の中的にも有名で、お金を持っている人だ。
SNSで目立っていたり、起業して成功していたり、どこかのコミュニティでカリスマであればいい。
小学生だったら足が速い人がモテたし、中学生だったら不良がモテた。
高校生(目立つ人)、大学生(チャラ男、高学歴)、社会人(有名企業)とモテ要因は変化してきたはずだ。
おじさんのモテポイントは社会的な地位だ。
見た目やトークだけで成り上がり、自由恋愛市場で若者と闘うのは辛いだろう。
松本人志並のトーク力があったとしても、普通のおじさんがイケメンの慶応ボーイを倒すのは難しいはずだ。
どんなにチャラいトークを繰り広げたとしても、我々はおっさんなのである。
おじさんたるもの、社会的地位で殴るしかない。
若者がおじさんに絶対に勝てないもの。
それは人生経験である。
その経験をモテにつなげよう。
そのためには30代をある程度仕事に費やし、リスクを負って成功を手にするしかない。
そしてリスクを負ったからといって成功するとは限らないため、恋愛を捨ててビジネスに打ち込むのであれば、金だけでなく若かりし頃の恋愛経験すら捨てる覚悟が必要となる。
社会的に成功した人たちは本当に立派な方々なのである。
また、会社で課長になったとか部長に昇進した程度では「社会的地位の高いすごい人」とは見なされないので気をつけなければならない。
「世の中の一般的な成功者」にならなければ、若者はチヤホヤしてくれない。
会社の飲み会での若者の笑顔は幻覚だ。
課長だから笑ってくれているだけで、おそらく二人になったら笑顔が凍るだろう。
会社内ではなく、会社の外での成功を収めなければ、おじさん(中期)以降の闘いは実に厳しいものとなるだろう。
札束で殴る
昔、知り合いの女の子(美人)が六本木の夜のお店で働いていた。
その子の元カレは40過ぎの「おじさん(後期)」だったが、元々お客さんとして店に来ていたそうだ。
客として店に来て、指名し続けてアプローチしまくっていたら、口説き落とされてしまったのだという。
僕はその成り行きを聞いて驚いたと同時に夢がある話だとも思った。
札束で殴り続ければ美女がノックアウトすることもあるのだと。
おじさんならではの必殺技「札束ビンタ」である。
恐ろしく金のかかる方法だが、お金持ちなら「札束で殴る」と下で紹介する「数撃って当てる」を組み合わせるのが最も美人を撃ち落としやすい戦略だろう。
街で声をかけたり、クラブで声を掛ける場合は「なんか怪しい人」というマイナス評価から入って、それを実力でプラスに持っていかなければならない。
とはいえ、客として店に行った場合はマイナスどころか「諭吉」として見られるのである意味では道で声を掛けるよりも悲惨なスタートとなりかねないので注意しなければならないが、もしかしたら神秘的な何かが起こって「金持ちのすごい人」として評価されるのかもしれない。
コスパが良い方法とはいえないが、街に出たりクラブに行くことに慣れていない金持ちにとっては、札束で殴るのが精神的な負荷も少ないだろう。
心に負うダメージは諭吉が代わりにかぶってくれる。
ちなみに、店に通い続けて諭吉アタックで口説き落とした事例は一件しか知らないので、
このケースの成功はたまたまなだけな可能性が高い。
というか、札束アタックの99%は金づるとして消耗させられて悲惨な最後を迎えるように思うが、どうなのだろうか。
心の綺麗な子を見極めて諭吉のシャワーを浴びせる必要がある。
もしお店で殴り合うのが怖い場合は、「ペイターズ」などのパパ系のマッチングアプリを使って諭吉経由で会話するのが有効かもしれない。
最近の某週刊金融日記にはパパとして出会い、出会った女子大生を倒したというレポートも上がっていた。
一部には成功者もいるようだ。
とにかく金がかかるし夢もないしで踏んだり蹴ったりな手法だが、「おじさん(後期)」から「おじさん(末期)」でまだ恋愛市場で闘う気があるなら、
「札束」という「ロトの剣」を装備して斬りまくることも想定しなければならないだろう。
さすがにクラブのVIPでもないダンスルームで、アラフィフになって若者と闘うのは無理がありそうだ。
本気で闘っていたら尊敬に値するが、時間に対する成果は小さくなってしまう。
おじさん(後期)以降は人生も残り少ない。
貴重な時間を無駄にしてはいけない。
数を撃って当てる
世の中の恋愛理論の全てが究極的に行き着く先が
「数撃って当てる」
という戦法だ。
道に出て声を掛けるのもそう。
クラブに行くのもそう。
街コンもアプリも最終的には全て、
「数を撃って、自分が響く相手に気持ちをぶつける」
に行き着く。
「蓼食う虫も好き好き」というように、世の中には必ずどこかに自分を気に入ってくれる人がいる。
自分が刺さる人も必ずいる。
おじさんが好きな子だっているのだ。
だからとにかく失敗を恐れずに、恥をかくことを躊躇わずに、たくさんの人に声をかけるのが恋愛市場で勝利するための鉄則である。
社会的に成功するのはものすごく難しい。
どちらかというと失敗する可能性のほうが高い。
札束で殴るのも難しいし、何よりお金がもったいない。
でも数を撃つのは簡単だ。
数を撃って消費するのはお金ではなく勇気である。
失敗しても失うものは何もない。
とにかく声を掛けまくる。
そうすればどこかで誰かに当たることもある。
出会いの場所は以下の記事に色々と書いてみたので、もしよかったら参考にしてください。
→東京のおすすめ出会いスポットをハードルが低い順に紹介する
あとは、いかに数を撃てばいいとはいえ、錆びついた鉄砲で女子の心を撃ち抜くのは難しい。
最低限の身だしなみを整える努力は必要だ。
具体的には、
- 身体を絞る
- 美容室で髪型を整える
- 服をシンプルにする
- 眉毛を整える
- 肌をできるだけ綺麗にする
- ホワイトニングする
- ヒゲ脱毛する
などをやっておけば効果的だ。
僕のような素性のよくわからない怪しい匿名アカウントに言われても説得力がないと思われるかもしれないが、見た目向上の努力は損する類のものではないので、どれか一つずつでも試してみてほしい。
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