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Joel on Softwareを読んだ

MicrosoftのJoel氏が書いたエッセイ集です。 自分の中で感じていてもうまく言語化できなかったことが明確に言語化されていて素晴らしかったです。

特に印象的だったのは以下の2つの章です。

第12章 5つの世界

5つの世界とは以下の5つを指し、それぞれの世界でそれぞれの苦労があるという話です。

  1. パッケージ
  2. インターナル
  3. 組み込み
  4. ゲーム
  5. 使い捨て

インターナルソフトウェア(社内システム)とパッケージソフトウェア(オープンソース、Webベース、コンサルティングウェア)の違いが非常に頷けました。

実際、インターナルソフトウェアとパッケージソフトウェアの主要な違いの1つは、インターナルソフトウェアでは、ある時点以降、それをより頑健にしたり、使いやすくしたりするのにコストをかけることへのリターンは急速に少なくなる一方、パッケージソフトの方は、最後の1%の安定性や使いやすさが競争優位の鍵となり得る点だ。

第18章 二文化主義

UnixWindowsの違いの話です。自分はUnixの方が便利だと思って常用していますが、自分が使いやすいものと一般的に受け入れられているものとのズレが的確に表現されていました。

Unixは他のプログラマにとって有用なコードに価値を置く文化であり、一方Windowsプログラマでない人たちにとって有用なコードに価値を置く文化である。

その他

これら2つの章以外にも、商用パッケージソフトウェアの開発に携わってきた作者のOSSアジャイル開発に対する懐疑的な見方も新鮮でした。

UNIXの考え方ハッカーと画家を読んだときは頷いてばかりでしたが、本書を読んだときは、そういう考え方もあるのかと視野が広がる思いでした。




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