これ程注目した事件は無かった。
又これほど憤慨した事件も無かった。
そして、その事件が終わった
終わり方も疑問を、こんな終わり方で
いいのかとも思った事件であった。
この事件が、今日今年新設された
「人質司法報道賞」を受賞した。
この上ない喜ばしい事である。
当事者でない私でもこの快挙には
惜しみない拍手を送りたい。
知らない読者に事件を掻い摘んで、
概要を書くと。
2020年3月11日大河原化工機株式会社が
製造した「噴霧乾燥機」について、
警視庁は、これは生物兵器に転用できる
製品で経産省の許可を受けずに輸出した
と言うことで、逮捕されたのが、
発端であった。逮捕者は代表取締役他
病弱な相談役を含めて3名に上がった。
後には、相談役は、
この事件になった噴霧器は、その性質上
温度を加えて処理した時の温度が、
或る温度を超える製品で、この噴霧器が
生物兵器に転用可能となる。つまり
警視庁は、超えると言う判断をして
逮捕に踏み切っている。それから数回の
公判を経て、次第に噴霧器の違法性
及び公判が証明されにくくなり、
2021年7月30日に検察は突如として、
公訴を取り下げる前代未聞の事件である。
その後、大河原被告拘留など、
国家賠償責任を追及した事件である。
もともと、えん罪事件の立派な
例として、後世に残る事件でが
無かろうかと思うのです。
日本での、事件の扱い方は違うけれど、
昔有った「特高警察」の様相を
ほうふつさせる事件と思っている。
民主国家において、悲しい事件と
思わざるを得ない。
この事件後、関係検事は昇進したと
伝えられている。
ありがとうございました。
完。